そしてある日、いつものように木の実を食べていると・・・・・・・・

「狼チャオ!」

チャールは叫んだ。
そして、3匹は逃げた。
狼のスピードはハンパじゃない。
しかし、滝の近くだったで、滝の裏に逃げ込んだ。

「もう駄目チャオ・・・・・・・・」

しかし、狼は何故か何もしない。
それどころか、森へ帰っていった。

そして、三匹はポヨがハテナのまま、しばらくがたった。
しばらくすると、チャームのポヨがビックリマークになった。

「もしかして・・・・・・・・・父さんが・・・・・・・」

「え?父さんが?」

チャースは不思議そうに聞く。

「そうチャオ。あの時、滝の裏へっていったチャオ!」

チャールが大きい声で言う。

そして、三人が洞穴の中から滝の方を見ると、うっすらと笑っている父と母が見えた。

チャールは、静かに言う。

「いつまでも、見守っていてくれたチャオ・・・・・・・・・」

(私たちの分も、生きるチャオ・・・・・・・・私たちの、大切な子供たち・・・・・・・・・・)

3匹の心には、父と母の声が響いた。

3匹は、一日中泣きつづけた。
次の日からは、また普通の生活を続けた。
でも、前とは違う。
いつまでも、心の中で親が見守っている・・・・・・・・・

そう、親子の絆はいつまでも・・・・・・・・


おわり

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掲載号
週刊チャオ第137号
ページ番号
3 / 3
この作品について
タイトル
森のチャオ
作者
ダーク
初回掲載
週刊チャオ第137号