第九話「消えたオルフェウス」

突然現れた謎のチャオ、メギアに追われていたチャオとラララ、
そしてチャオとラララを助けたチャオ、
チャオチャオはどうやらサクラと知り合いらしい。
そして、いきなり戦い始めたオルフェウスとメギア・・・・。

オルフェウス「『ライトニングボルト』！」

オルフェウスは稲妻を放った。

メギア「くっくっく、あのときのお前の技はやっかいだったなぁ。」

オルフェウス「！？！？」

メギア「だが今のオレには通用せん！！！
　　　　くらえ！！！『グラビディバインド』！！！」

重力の球が『ライトニングボルト』を難なく跳ね返す。
そしてその球がオルフェウスに直撃！！！

オルフェウス「ぐぁぁぁぁ！！！」

チャック「強い！今までの誰よりも・・・。」

サクラ「オルフェウス！！！」

オルフェウス「くるなサクラ！！！お前まで殺される！！！」

サクラ「でも、あたしは行くわよ！！！」

ガシッ　チャロとルーキがサクラを押さえた。

サクラ「はなしてよ！！！」

チャロ「やめろ！！！オレみたいになりたくなければ！！」

チャロはマントを捨てた。

チャロとルーキ以外「！！！」

ラジョン「どうしたんだその傷！！！」

見ればチャロの腹のあたりに大きな傷の跡がある。

メギア「ふっ、誰かと思えばいつぞやの腰抜けじゃないか・・・。
　　　　教えてやろう！その傷はおれがつけたのさ！！」

チャロとメギアとルーキ以外「！！！」

メギア「こんな風にな！！！『グラビディカノン』！」

オルフェウス目がけて巨大な重力のエネルギー波が飛んでいく。

チャック「あぶなーい！！！」

チャオとラララは目を覆っている。
しかし、そのときメギアの技が止まった。

メギア「な、なぜ攻撃できないんだ！！！」

オルフェウス「まだ、お前に優しさが残っていたからさ・・・。」

メギア「！！！・・・う、うぉぉぉぉ！！！」

メギアが消えた。きっとデスブラッドに逃げたのだろう・・・。

チャロ「オルフェウス、お前には残念だがあいつはオレの敵だ。」

チャロは、そう言い残して城を目指した。

チャック「ま、待ってよー！・・・。
　　　　　オルフェウスさんは後できてね・・・。」

オルフェウス「オレはあいつを戻すことができなかった・・・。
　　　　　　　オレは力がほしい！！！」

ラジョンがオルフェウスの肩に手を置いた。

ラジョン「わかるぜ・・・その気持ちオレも力がほしい。
　　　　　人に頼ってばかりではいけない時が来ると思うから。」

オルフェウス「・・・・。」

チャック「おかしいなぁ、まだ来ないよ。」

サクラ「！！！・・・感じる！
　　　　オルフェウスとラジョンが今この国から消えた！！」

チャック「えー！！それじゃあこの国からでたってことー！？」

サクラ「探さなきゃ！！！」

チャック「まって！ラジョンから手紙が来た！！！
　　　　「オレ達は旅に出る心配するなその時には帰って来る」。」

サクラ「・・・。」

チャロ「行こう・・サクラ・・、
　　　　オレ達にはオレ達の行くべき道がある・・・。」

サクラ「・・・。」

チャックとゴールド（ラジョン・・・）

チャオ×２「・・・。」

チャオとラララ（これからどうなるんだろう・・・。）

炎龍（人には人の行くべき道がある・・・か・・・。）

こうしてチャック達は、
新たな謎と、ともに歩み出すのであった。

第九話終わり

あらたな謎にオルフェウスとラジョンの失踪！
さらにメギアを殺そうとするチャロに対し、
メギアを戻そうとするオルフェウス・・・。
今後も目が離せない展開！！！
それでは！また次回で！！！