第一話(もう一つの世界へ)
もう一つの世界とは一つは人間とチャオが共存する平和な世界、
そしてもう一つは争いの絶えない暗黒の世界。神はすべての世界が、暗黒の世界にならないように二つに世界を分けた。
だがいまだに二つの世界をつなぐ場所があるという・・・・。
チャック「なんて迷信信じる?ゴールド?」
ゴールド「・・・・。」
彼たちは幼なじみ、一匹はチャック頭がいいチャオである。
ただし感情をすぐに外にだしてしまう欠点もある。
もう一匹は、ゴールド、すぐに無視するし怒りっぽいが、
運動が得意なチャオである。
チャック「また無視っすか」
ゴールド「探してみるか?」
以外と好奇心があるのだ。
チャック「・・・・!」
ゴールド「・・・・?」
チャック「わー!!!すっごい!!!ゴールドがしゃべった!!!」
信じられないかもしれないが親友にも、
一日せいぜい十回ぐらいしかしゃべらない。
チャック「じゃ、ちょっと荷造りしてくるゴールドも準備してて!
十時にここに集まるよ!」
ゴールド(こくり)うなずいた
チャック「いってきまーす!」
誰もいない部屋に声をかけた。
チャックは、こうみえてもみなしごで物心ついたときには、
一人で暮らしていたと言う。
そんなチャックに手をさしのべてくれたのがゴールドである。
いまは、ゴールドも都会で一人暮らしだが、
昔はいっしょに寝たりしたこともあるという。
だから対照的なこの二人があついきずなで結ばれているのである。
そして九時四十分
チャック「ふっふっふ!ゴールドより早くついて驚かしてやる!」
チャック「ん・・・?」
さすがは運動が得意なゴールド、
チャックよりおそくいえを出たのにもうついている。
チャック「速っっ!」
チャック「まあいいや行こうか。」
ゴールド「ちょっと心当たりがある、ついてきてくれ。」
チャックがまた喜んだ。
ゴールド(オレがしゃべるたびに喜ぶなよ・・・。)
二人は電車にのりこんだ。
チャック「って何で乗り込むの???」
ゴールド「・・・・。」
また無視。そして・・・ガタン・・・電車を降りた。
チャック「ってここゴールドの実家がある村じゃん!」
ゴールド「・・・。」
ゴールドは、無視しつつチャックを山へ案内した。
ゴールド「ここは村の聖域だ。」
チャックがまたよろこんだ。そしてひといきついて、
チャック「じゃあこの石は?」
チャックは、石に軽くさわった。・・・ゴロン。
チャック「えっ・・・?」
なんと軽くさわった石が転がりその下にあるあなにすいこまれた。
チャック「うぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ゴールド「この石は村の聖なる石で、
それを動かしてはならないと聞いたがこうゆうことか!」
今回ばかりは喜ぶヒマもなく、
チャック「それをはやくいぇぇぇぇぇぇ!!!」
第一話終わり
ゴールドさんゴールドはチャックの親友でよかったですか?
ゴールド「おれはべつにかまわん」
チャックがまた喜んだ。
作者「まあ、あいつたちはほっといて感想よろしくー!」
パシッ
作者「えっ?」
チャック「あいつたちは・・・」
ゴールド「ほっといて?」
作者「まあ、まあ、そう怒らずに・・・。」
チャックとゴールド「許さ~ん!!!!」
ドカッ バキッ ベキッ
作者「ギャー!!!!!!」