metaphor

ピーナッツバターが飛び散った街 
アレルギーのように逃げる私
惹かれるように吸い込まれるあなた
こんな事でも突き放される弱い恋が転がってる 

信じなくてもいつかは来てくれる
何度でもある web of the chance
胸や頭や肩まで届く髪はもう大人なのに
恋を繰り返して嫌になる心は子供のまま
そうして また違う光に吸い込まれていく

でも今は いつまでも いつまでも
二人が笑えていられるように
いつの日か いつの日か
未来や今を壊されそうなとき
残酷な嘘を付いてでも繋いでいきたい


ある小さな国のお姫様は
未来がどうなるかを知っていました
今好きになり始めた人といつか恋に落ちて
ある日消えていくように別れること

「ねぇ、明日もあさっても一緒にいてくれる?」
「あぁ。」あなたはそう笑って返事をする
「ほんと?約束だよ?」言った私はやるせない
きっとパンドラを覗いてしまった自分への
最初で最後の天罰なのでしょう

それでも今は いつまでも いつまでも 
二人が笑えていられるように
いつの日か いつの日か 
未来や今を壊されそうなとき
残酷な嘘を付いてでも繋いでいきたい


いつまでも いつまでも 
二人が笑えていられるように
いつまでも いつまでも 
子供のようにはしゃいでいきたい

そして いつの日か 
わかり得ない互いのメタファーがあっても
残酷な嘘を付いてでも繋いでいきたい



めたふぁー 08/06/08 

→メタファーって比喩のことです。
 まぁ、チャオいないから感想コーナーは無し(笑

→…というのは嘘で、
 どこかにチャオらしき描写があるので注目!

この作品について
タイトル
metaphor
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第325号