第二話 ~追跡者からの逃亡~
??? 「そいつを私に渡しなさい。」
ウエスト 「誰…!?」
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???は研究服を着ていた。おそらく研究員だろう。
??? 「貴様に言う価値などない。早くそのチャオを渡せ!!」
ウエスト 「何でそんなにこの子を欲しがるんだ!?」
??? 「早く渡さないと痛い目にあうぞ!!」
ピピッ…バシュン!
???は最新の戦闘用メカチャオを転送した。
ウエスト 「くそっ…!」
謎のチャオ (カオスコントロール!!)
ピカッ!!
ウエストと??? 「!?」
そのときウエストは森にはいなかった。
ウエスト 「うぅん…。何が起こったんだ?」
ここはウエストの家だった。
ウエスト 「何故ここに…?」
謎のチャオ 「チャオチャオ!!チャオチャオ!!」
ウエスト 「そうかあの時君が助けてくれたのか。ありがとう。そうだそろそろ名前を付けてあげなくちゃ。…君は僕の生きる希望だからホウプにしよう。」
ホウプ 「チャオチャーオ!」
キキー!!
ウエスト 「ん…?げっ!!研究員じゃん!!逃げなきゃ!!ホウプあの技もう一度やって!!」
ホウプ 「チャオ?」
ウエスト 「使えないの!?もう走って逃げるよ!ついてきて!」
ウエストとホウプは裏口を抜け街を飛び出した。ありとあらゆる移動手段を使って逃げた。三日間逃げて逃げて逃げまくった。そしてジフリアの街からかなり離れたイースリという小さな村に着いた。
ウエスト 「つ…疲れた…。」
??? 「君たち…ちょっと…」
ウエスト 「こ…今度は誰…?」