~救世主の誕生~

ここはジフリアという大都市。そこに一人の少年がいた。

ウエスト 「リモコン…リモコン…あったあった。」

彼はウエスト。13歳の少年。そしていじめられっこ。

ピッ ピッ ピッ

アナウンサー 「…最近、本物のチャオが激減しているそうです。専門家の方ははこのままだと絶滅する危険があるとおっしゃってました。原因は今だ不明です。次のニュー…」

ピッ…ブツン…

ウエスト 「はぁ…今日は何してよう…」

ウエスト 「…散歩でも行ってくるか…」

街を歩いていると向こうから三人の少年がしゃべりながら彼のほうへと歩いてくる。

三人組の一人 「アレ…で…だよね…。あ…だ。嫌な…つだぜ。」

三人組の一人 「馬鹿!声…で…よ!…に聞こえ…ぞ!」

三人組は彼の近くに来ると大きく横に避けていくように移動した。

ウエスト 「…。別にいいさ…。」

悲しい顔をしながら彼は森に着いた。

ウエスト 「はぁぁ…やっぱりここが落ち着くなぁ…。」

キラッ…

ウエスト 「…?奥でなにか光った?」

ガサガサ…ガサガサ…

ウエスト 「どこだろう…」

ゴンッ…

ウエスト 「!?…チャオの…卵…?」

ピキピキ…パカッ!

謎のチャオ 「チャーオ?」

ウエスト 「本物の…チャオ?」

??? 「そいつを私に渡しなさい。」

ウエスト 「誰…!?」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第124号
ページ番号
1 / 2
この作品について
タイトル
冥界の救世主
作者
hope
初回掲載
週刊チャオ第124号