第3話 「龍島」

ID:015427 2004/08/06 15:21:38 返事を書く 発言の修正 ホームぺージ

あらすじ
新しく仲間になった謎のチャオ。デイズ。
今からデイズは暗黒のチャオを倒すためにドラゴン島へ向かうらしい。
そこでこの話の主人公・ティルはデイズと一緒にドラゴン島へ向かう事にした。

摩天楼 第3話 「龍島」

今、デイズとティルはドラゴン島に向かう途中だ。
デイズはダークヒコウのチャオなので、ティルはデイズの背中に乗っている。
理由は・・・・・・・・・・特にない。

「なあ・・・・・・・・・・ドラゴン島には本当に暗黒のチャオがいるのか?デイズ?」
「ああ・・・・・・・・・・本当の話だ。」
暗黒のチャオとは今世界を支配しているチャオだ。
ティルとデイズは暗黒のチャオについて話ている・・・・・。

「あのさ~、なぜデイズは暗黒のチャオと戦おうとするんだ?俺は暗黒のチャオを倒せる力があるけど・・・・・、」
※理由は一話を見よう!!

「なぜ暗黒のチャオを倒すかって?そんなの簡単さ!俺の両親は暗黒のチャオに殺されたのさ!!」
ティルはデイズの話を聞いて驚く。
たしかにこの世界では、両親を失うチャオは少なくなかった。

「デイズは両親の仇をとるんだね?でも暗黒のチャオは強いんだよ?強い武器がないと・・・・・・・・・・、」
「その辺は大丈夫だ!俺には究極の武器がある。」

デイズは背中に乗っているティルに自分の剣を見せる。
ティルも自分の剣を見せた。

「俺の究極の武器の名前は虎鉄。強い名前だろ?ティルの剣の名前は?」
「俺の剣の名前はクラウディス!グランドってチャオに作ってもらったんだ!」
ティルの剣の名前を聞いてデイズはうなずく。デイズの剣は黄色の虎の絵が入ったすばらしい剣だ。

「虎鉄って剣はきれいだね!誰に作ってもらったの?」
「これは俺の父の剣だ。昔は強くて勇敢だったけど暗黒のチャオとの戦いで負けてしまったんだ。」
デイズは悲しい目をしていた。よほど父さんの事が好きだったんだろう。

「そうか・・・・・・・・・・それは悲しい話だね。」
「悲しい話さ。でも俺は父さんのためにも暗黒のチャオを倒す!」
デイズはこの言葉を最後に自分の剣をしまう。
ティルも剣をしまった。

「あっあのさぁ・・・・・・・・・・。」
弱弱しい声でティルはデイズに話しかける。
「今度はどうしたんだティル?そんな弱気な声をだして・・・・・」
「もっもしかしてあの山がドラゴン島?」

ティルは前にある山に指をさす。
その山は物凄くでかく、山の頂上にはドラゴンらしい物体がある。

「ああ・・・・・・あの山がドラゴン島だよ。どうかした?」
「どうかしたじゃないよ!!なんだよあの山!変な声が聞こえるよ?」

ギャォォォオオオオオ・・・・・・・・・・。

たしかにドラゴンの声が聞こえる。
しかしこの声は山の頂上にいるドラゴンの声だ。
ティルは暗黒のチャオしかいない島だと思っていた。

「ここはドラゴン島だからな。普通だろ?まさかドラゴンが怖いとか・・・・・・・・・・(笑)」
「暗黒のチャオは怖くないけどドラゴンはめちゃ怖い♪」
「マジかよ!?」

デイズは唖然とする。
しかしもう戻る事はできない。
少し心配だが、デイズはティルを背中から下ろしてドラゴン島に到着する。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第127号
ページ番号
1 / 2
この作品について
タイトル
【摩天楼】
作者
ハトムギ(漆黒)
初回掲載
週刊チャオ第127号