【第9話】
【???】「俺の名はシャチだ・・・」
【シュウ】「プッ、(シャチホコだ」
【チャス】「・・・龍牙!」
ズキュウゥゥゥゥゥン
チャスが自分の剣を思いっきり振った
すると龍の形をした衝撃波が現れた。
【シャチ】「くだらんな・・・」
シャチは弓を放った。
【シャチ】「稲妻の矢!」
黄色い光をまとった矢は衝撃波を破り、チャスめがけて飛んでいった。
【チャス】「!」
チャスはそれを間一髪よけたが後ろの壁に穴があき、風がヒューヒューと入り込んでくる。
【チャス】「ふぅ・・・」
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【???2】「さてと、この銃の使い手、早くかたずけておかないと怒られちゃいますね・・・・」
???2は地面○を杖でかいた
そして、その○のなかに 槍 という漢字を書いた
するとその○のなかの槍という漢字は消えて、代わりに翠色の槍が現れた
【???2】「これで・・・おわりです!」
???2は槍を片手で縦に持って思いっきり突こうとした
【ライト】「まてっ!」
【???2】「おや、こっちにきたんですか・・・」
???2は槍を投げ捨てまた地面に○を書いた
そして○の中に海と書いた
すると○のなかから大量の水が噴出し、腰まで浸かるほどに塩水がたまった
【シュウ】「き、傷にしみる・・・ブクブクブクブク・・・」
シュウはしびれて動けなかった、しかも倒れていたので水に浮くことなく沈んでしまった。
【???2】「おっと、自己紹介が遅れましたね、僕の名前はリュウ・・・」
【ライト】「いまたすけるぞ!シュウ!」
ライトはシュウが沈んでいる場所へ行こうとした、すると、
【リュウ】「そうはさせませんよ!」
地面に○を小さく3つ書いた。
そしてそれぞれの○に、 鮫 雷 毒 と書いた
最後にそれらの小さい○を大きい○で囲んだ
すると黄色く光る鮫が出現し、紫色の歯を剥き出しにしながらライトのほうへ泳いでいった。
【リュウ】「いつまで持ちますかね・・・」
リュウは能力で岩を出現させ、そこに腰掛けた。
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【チャス】「ハァ・・・ハァ・・・」
チャスは毎回弓をよけるため、かなり体力を消耗していた。
さらにリュウの能力で腰まで水があるため、余計に疲れさせやすくしていた。
【シャチ】「お前の力はこんなものか?」
【チャス】「・・・1つ聞きたい・・・」
【シャチ】「?」
【チャス】「なぜお前は邪魔をするんだ?同じチャオ同士だろ・・・」
【シャチ】「・・・すべては死んだ弟を生き返らせるため・・・それだけだ・・・」
【チャス】「死んだ弟って・・・生き返るわけないじゃんか・・・」
【シャチ】「だまれ!」
急に表情と変わり、冷静さがなくなったように見えた。
【シャチ】「弟を侮辱するやつは・・・許さん!!!!」
【チャス】(急に性格が変わった・・・禁句だったのか?)
【シャチ】「殺す!サウザンドアロー!!!」
シャチは天井に向かって矢を放ち、放たれた矢は全部チャスの頭上でとまり、すべてチャスに向けて降ってきた。
【チャス】「!」
チャスは剣を盾にするが何発かはかすっていた
【チャス】「うあっ!」
1本の弓が腕に刺さってしまった。
【シャチ】「終わりだ・・・」
【チャス】「く、くそ・・・」