エンディング「ズフラの使命」
ズフラがいなくなった晩、サースは転生した。
が、勇にはズフラの事しか頭にない。
勇は、考え事をしていた。
ズフラノシメイハ、イッタイナンダロウ・・・
(オシエテホシイ?)
「!!しってるのか?お前」
(マエ、ズフラニキイタ。ズフラノシメイ。
ソレハ、ユウノココロヲカイホウスルコト)
「心を開放・・・」
(ユウ、イジメラレテタ。オカアサンニセカサレテタ。
ホントハユウ、キライダッタンジャナイノ?
トモダチ、カゾク)
「嫌い・・・。友達・・・家族・・・嫌い・・・・・」
勇はっきり思い出した。
友達が嫌だった。家族が嫌いだった。
そう思っちゃいけないと、いつも外見はよくしていた。
でも、心の内は・・・・・。
ジブンハ、マワリガイヤダッタ!
それを、ズフラがすっきりさせてくれた。
確かに、ズフラといると楽な気持ちになった。
ズフラが、本当の自分を開放してくれた!
勇には、1つ心残りがあった。
「じゃあ、サースの使命は何なんだ?」
(ボクノシメイハ・・・)
サースが、一言おいて言う。
(ユウノ、シンライデキルナカマニナルコト!)
~~~完~~~