第26話 ついに決着!?

シルバーがミッド・スターを手に入れたのもまったく知らず、らめらる達はミッド・チャオを奪い合っていた。

今の戦闘はレインVSレオン。一回はレインのピンチだったがなんとか逃れる。だがレオンの猛攻は続く。知らぬ間にブレイクも無口になっていた。

レイン「いくわよ!マインドショック!」

レインは心の電撃をレオンになげつけた。レオンは驚いたことに、所持品の、金の鎖で電撃を打ち破った。レインがぎょっとする。

レオン「この程度・・・」
しかしレオンがその言葉を口にした瞬間、めのまえにいたレインの姿が消えていた。
レオン「な・・・なに・・・!?・・・そんな事が・・・」
なんとレオンが金縛りをされている。レインはレオンの技を覚えたのだ!

レイン「さぁ~て、仕上げね。悪く思わないで。ライトニングγ!!!!!」

レインは全身のパワーを使い、そのパワーをレオンに打ち込んだ。レオンは動けないので、まともに技をくらった。
レオン「ぐわあああぁぁぁぁ!」
レオンが倒れる。

ゼオがいつの間にか復活していた。
ゼオ「あ~ぁ。この勝負、レインの・・・」

レオン「マダ・・・オワッテハ・・・イナイ・・・・」
レオンが立ち上がった!謎の声を出している。
レオン「最後ナノハオ前の方・・・・体力移動発動・・・・」

レイン「技をだしても無駄よ!貴方には・・・・ッ!?」

レインの言葉が途中できれた。全身の体力が奪われていく!

レオン「ククク・・・わかるよな・・・・!?・・・これで俺は・・・復活スルノダ・・・フ・・・ハ・・・」

明らかに今までのレオンとは違う。何ものかが乗り移ってるみたいだ。

レイン「くっそおおおぉ!サンダー・・・」

レオン「させるものか・・・ハハ・・・ムービートラップ!」
レインの技とかを忘れさせてしまった。これでは攻撃できない!

レオン「終わり・・・だ・・・・混沌・時渡りぃぃぃぃぃ!!!!!!」
レオンは剣にささっていた水晶玉をとり、謎の呪文をやりはじめた。次の瞬間レインが連続で『見えない物』に攻撃され、地面にどっと倒れた。

ゼオ「やっちゃらいでか~!!!!レオンの勝ちぃぃぃぃ!」
フォード「ちぇ。」

皆がレインに駆け寄る。レインは重症だった。ヒチャルがまた魔法をかける。
ヒチャル「どんな技かわからない・・・でも!マジカルリカバー!」
そうすると光がレインを包み、レインが目を開けた。

らめらる「大丈夫か?レイン。」
レイン「えぇ、でもごめん。負けちゃった・・・」

フェニク「カンケーね~よ!この次、俺がヤツをぎたぎたにしてやるぜ!」

次のバトルはフェニクVSブレイク。
力と力の対決だ!

このページについて
掲載号
週刊チャオ第97号
ページ番号
26 / 27
この作品について
タイトル
幻のチャオ・ミッド
作者
ブラックス(T・K,クリムゾル)
初回掲載
2003年3月20日
最終掲載
週刊チャオ第100号
連載期間
約10ヵ月14日