第22話 シルバー編 「ここから消えろ」

このころシルバーは一匹で森とは違い、機械の基地の中を歩いていた。そう。ここは第2の宝石ミッド・スターがある場所。
「――――いつからつけているかは分からないが、とっとと姿を現したらどうだ?」
俺は横目で右を見て言った。反応はない

「・・・・・・ずいぶんしぶといねぇ・・・仕方ない。姿を現してやるYO」

バッ!!!
しばらくの沈黙の後、シルバーの後ろにスタッと2匹のチャオが落ちてきた。
二匹のチャオ「言っておくが、貴様の行動はすでに本部に報告ずみ、すぐにチャワットチームが来る。(スワットのチャオバージョン(ぉ)
「――――そんなやつにやられると思うなんてみくびられたものだな。」
「黙らないと貴様を殺すぞ!!!」
そういって鉄の塊をだした。いや、塊じゃない・・・銃だ。しかしそんなやつにやられる俺ではない
「―――――・・・やってみるがいい。」
ドギュン!!!ひとつの鉄の玉がとんできた。
「くだらん。ソニックウェーブ・・・」
光速で移動。もちろんやつらは戸惑っている。
二匹のチャオ「き、消えた!!!???」

「消えたんじゃない・・・・お前達の目がおかしいだけだ。嘘だがな。お前達の弱点を見つけるまでもない。始末してやるよ。アンデットデスマナー・・・はぁぁぁぁぁ!!!!」
ズバッ、ズバッ・・・・バタッ。
叫ぶ声も悲鳴もない。そういう事をやるまえにシルバーは二匹のチャオを始末していた。
「お前達は相手にならない。消えろ。」
バシュウ!!!!!・・・

そして奥に進む
「らめらる・・・駄目チャオなどとは呼べないな・・・そろそろ戦うか・・・しかし・・・何故フィリアがやつの・・・手下に・・?」

やっと扉が見えてきた。入ろうとしたがその先には・・・
「悪いな。消えてもらうぜ・」
ディフォ。いや、ディフォの本当の姿。透明チャオだ。
「――――皇帝の幹部か」
「まぁそうともいえるな。お前には悪いがここで消えてもらうよ。チャワットチームが来る前にねぇ!このディロフォ様に始末されるうがいい!!!!!」
ディロフォは透明のまま、攻撃を放ってきた。
ディロフォ「レッドアロー!!!」
シルバー「シルバーオーラ・;・・」
ディロフォは自分の槍から赤い矢を放った。それを俺は自分のマントで守る。
シルバー「プライベートポイント!!!」
ディロフォ「無駄さ。レジェンドコントロール!!!」
ディロフォの姿が見えなくなり、弱点が見つけられなくなった。だがこれで負けた、というわけではない。
シルバー「そこか。ギャラクシーパニッシュ!!!」
天井をつきやぶり、星がどんどんふってくる。ディロフォも負けてはいない。
ディロフォ「へぇ、やるじゃ~ないか。だが・・ダークドレインツインキャノン!!!!!」
ディロフォはエネルギー弾をシルバーに向けて2つ放った。そしてワープして逃げた。
シルバー「くっ・・・シルバーオーラ!!!!ギャラクシー!やめろ!」
星がふるのがやんだ。ディロフォの弾は恐ろしく強い。が、なんとか消滅させた。
シルバー「ハァ・・・ハァ・・・・しばらくは動けないな・・くっ・・・」
続く

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掲載号
週刊チャオ第89号
ページ番号
22 / 27
この作品について
タイトル
幻のチャオ・ミッド
作者
ブラックス(T・K,クリムゾル)
初回掲載
2003年3月20日
最終掲載
週刊チャオ第100号
連載期間
約10ヵ月14日