第18話 狙われたチャオル

次で最後にするかな・・・
多分、結構書いたし。


ここはエメラルドフォレスト。さきほど皆と合流した。
らめらる達はぶつぶつ話しながら行ったが、チャオルとチャロだけは違った。二匹とも変な気配を感じている。
チャロ「・・・・おぃチャオル・・・」
チャオル「ん?」
チャロ「誰かいるよな・・・?」
チャオル「後ろに・・・多分。でも誰かわからないからほっといていいじゃん」
チャロ「・・まぁな。」
その草むら
ぜオ「なんでこんな事しなきゃいけないんだろ?この僕がぁ・」
ディフォ「まぁまぁ。今回はフォードで片付け・・・」
ぜオ「駄目、駄目。フォードは強いから、君がイキナよ。」
チャオル「なんか聞こえる・・・」
ぜオ&ディフォ「げ!」
二匹はさっと隠れた!・・・蚊に刺された!オレも!(ぉ
ディフォ「かゆい・・・」
ぜオ「ディフォ。あのチャオルってやつなんかめんどうどからあいつ最初やっちゃってよ。」
ディフォ「わかりました。」
ざっ・・・・

ヒチャル「ねぇねぇ、なんか変じゃない?」
ヒチャルが不安そうにしゃべる。
ユニコリス「何がだ?」
フェニク「何かが来ているな。まぁこのオレの手にかかれひねりつぶせるがな。」
フェニクはそういいながらも怖がっている。
???「やれ!」
急に剣が手裏剣のようにいっぱい飛んできた。その1つはヒチャルの足をかすり、もう1つはチャロの手首にあたった。しかし狙いは・・・
らめらる「チャオル、逃げろ!」
剣は完全にチャオルを狙っていた。チャオルはよけながらも叫んだ。
チャオル「僕から離れて!君達も巻き込まれる!」
シュパパパパパパパパ!!!!!
どんどん剣が飛んでくる。それをかわせるチャオルもすごいほどだ。
フェニク「数は少ないほうがいいな。誰か右の方から撃ってくるやつを始末してくれよ・・・ライトフェニックス!!!はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」
フェニクが消えたとおもった瞬間左から撃ってくるやつの悲鳴がどんどん聞こえてくる。右には俺(らめらる)とユニコリスが飛び出した。
らめらる「ワンハンドレットサンダーフライ!」
落ちてくる雷の量を多くした。
というか、超弱い敵チャオ。
敵チャオ「うわあああ。」
なんか普通ともいえない悲鳴だな。と、いうか悲鳴なのか!?
ユニコリス「フッ。俺の番だな。分身!火炎地獄!!!!」
ユニコリスが増えて、敵チャオと同じくらいの数になった。そして炎で敵に攻撃!
敵チャオ「あ、あち!に、逃げろ~!!!!!」
ってよわっ・・・まぁ片付けたけどね。

チャロ「ぐっ・・・やつら、何者だ?」
怪我した右の手首を見ながらチャロが言う。
フェニク「当然だろ、皇帝達の軍団だろうが。」
レイン「そうなるわね。でも何故チャオルを・・?」
ユニコリス「この中でもっとも賢いし強いからじゃ・・・?」
フェニク「強いのは俺だがな。」
何故か話に入り込む。
らめらる「今後、チャオルを守るようにしないとな。」
チャオル「その必要はないよ。」
チャオルは反対だ。
チャオル「僕は自分の身は自分で守るから。守らなくていいよ。悪いけどね」
チャオルが皆の意見に反対っていうのは珍しい・・・
ヒチャル「でも・・・」
フェニク「まぁ自分で決めたんならそれでいいだろよ。」
レイン「そうね。」
たまにはフェニクも言いこというじゃねえか・・・・でも大丈夫かよ・・・。
チャオル「この後も気をつけるから、皆は―――」
シュっ!
何かが横切った。そしてチャオルの姿が・・・ない。チャオルが消えた?
チャロ「き、消えた?」
ユニコリス「ありえない!誰かに連れて行かれたんだ!」
そのとき、木のてっぺんの下のほうで声がした。
チャオル「み・・・ん・・・・・な」
皆はそっちを見て、息をのんだ。木の長い枝がチャオルの体を貫通している。
????「厄介なやつはこうするのさ!」
後ろを向くと、いつの間にかチャオがいた。
ディフォ「俺はディフォだ。一番厄介なチャオを始末!それが俺の任務・・・」
ヒチャル「チャオルね・・・」
ディフォ「その通り・・・邪魔なんだ。あいつはな。強いし・・・頭もいいからよ!始末するんだ。どきな!パニックウェーブ!」
荒れ狂った波が召喚された。ヒチャルが進み出る。
ヒチャル「大津波は私が止める!皆はこいつを!マジカルフリーズ!」
カチカチ・・・あっという間に波が凍った。
チャロ「俺がチャオルを助け出す!」レイン「私も!」
二匹はチャオルに向かう。
ユニコリス「俺が援護する!二人とも、頼んだぜ!」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第88号
ページ番号
18 / 27
この作品について
タイトル
幻のチャオ・ミッド
作者
ブラックス(T・K,クリムゾル)
初回掲載
2003年3月20日
最終掲載
週刊チャオ第100号
連載期間
約10ヵ月14日