第10話 レイン編 闇中の恐怖
浅い眠りから起きたレイン。その近くには何かがころがっていた・・・
な、なに・・・?あれは・・・?
レインが怖がりながらそれに近づいていく・・・あ、あれは・・・!
次の瞬間レインは悲鳴を上げた。何者かがレインの足に噛み付いてきたのだ。
レイン「クッ・・・う・・」
助けを呼ぼうとするが痛みがすごくてしゃべれない・・ああ、痛い・・
レインは必死で噛み付いてるものに目をやった。森の中の肉食植物・ギル。夜中に動き回り、チャオ達を食い荒らす、恐怖の花! まさかチャオルやユニコリスもこの餌食に・・?
わああああ!!!!
これはユニコリスの悲鳴!やられたの!?そして次の瞬間、レインはギルから抜け出した。誰かが助けたのだ。
レイン「だ、誰?助けてくれたのは・・・」
???「俺だ・・・早くここから去る事だ。他のやつらも助けておいた。俺はチャッター。あばよ。」
レイン「あ・・」
早かった。チャッターはあっという間に消えていた・・・
レイン「ユニコリス!チャオル」
ユニコリス&チャオル「レイン~ここだ~。」
あっちだ!レインは声のするほうにいった。そして・・・
ガッ!
急に首をつかまれて空中に投げ出された。まさか・・・
???「まただまされたようだな。レインさんよ。」
あの声・・・やっぱりそうだ。声はチャオルに似ててもゼンゼン違う・・・レオンだ。
レオン「ユニコリスの声も聞こえたはずだ。そこに縛り上げているからな。チャオルもだ。」
その通りだ・・・チャオルとユニコリスは首を鎖でまかれてぐったりしている。
レオン「俺を倒すか、友を見捨てるかだな・・まぁ当然な・・」
シュ!!
レイン「決まってるでしょ?貴方を倒す!!エアロミネント!」
レオン「クク、面白い・・・お前はさっきのギルのせいで足が少し鈍い・・・勝てる!」
レオンが襲い掛かる!
レオン「金の鎖が俺を守る!・・・・く。」
防ぎきれず、あたる。そして・・・!!!!!!!
私は寒気がしてぞくぞくしてきた・・・どういうことだ?
レオンがこっちをにらんでいる・・
レオン「なかなかやるようだな・・・俺の力を見せてやる・・・。」
レオンの性格が変わった。本気モードだ・・・
次回!レオンの実力は!?