~エピローグ~
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―――付き合おう―――
あの言葉を聞いて、私は実に飛びついた。
信じられない気持ちだった。
嬉しくて、嬉しくて、胸のなかでサイダーの泡がシュワっとはじけた。
あれから2年。
「実」
私はそう言うと実に駆け寄った。
「ここの方式、教えてくれる?」
と、私はこう付け足した。
「今度、街に映画見に行かない?私、みたいのあるんだぁ」
私は青空の下、誰かに、実に、幸せを与えれるような気持ちで
とびっきりの笑顔で笑って見せた。
太陽よりも明るい笑顔、
私達が必ず持つ【愛】と言う言葉と思いよりも、
強い心を持っていこう。
強く、強く。