四話「アラタナナカマト・・・タビダチ」

潰された村の上での激しい闘いに救世主が現れた。

フェザー「くんの遅すぎだぜ!チャーム!」

チャーム「すまねぇな!フェザー!」

ムギメシ(この二人・・・、知り合い!?)

チャーム「こんなのに、やられるなんて、
     ライバルとして恥ずかしいぜ。」

フェザー(プチッ)←キレた

フェザー「へっ、そんなこと言ってるお前が、
     オレが弱らせてやった奴にやられるんじゃねぇか?」

チャーム(ブチッ)←キレやすい

チャーム「なんだと!てめぇ!
     オレが、そんな奴かるーく倒してやるぜ!」

ムギメシ(出会って速やか(すみやか)に
     ケンカしてるー!!!)

ブラグ「どうでもいいが、オレ、忘れられてるような・・・。」

・・・・口ゲンカは、後、十分続く・・・。

チャーム「さあ来い、ブラグ、オレがアイツより強いってことを」

そういってチャームは炎をためた。

チャーム「証明してやるよ!『フレア』!!!」

だが、フェザーの時のように『重力波』で軽く防がれる。

ブラグ「あまいな・・・。」

チャーム「連続攻撃だ!
     『オレのファイア・ボウが火を噴くぜファイア・アロー』」

ムギメシ(『オレのファイア・ボウが火を噴くぜ』まで、
     技名に入ってるー!!!)

炎の矢がチャームの持つ炎の弓、「ファイア・ボウ」から、
放たれた。

チャーム「そら!そら!そら!そらぁぁぁぁぁ!!!」

さらに、炎の矢の本数は増えていく・・・。

ブラグ「くっ!少しは技の威力が強いようだな・・。
    なら、この技で!『強力重力波』。」

『重力波』よりも、さらに強力な『重力波』が打ち出され、
炎の矢は次々に、へし折れていく・・・。

フェザー「そうだぁぁ!いいぞ!ブラグ!
     そのまま、そいつを、ブッ倒せぇぇぇ!」

ブラグ「!?!?」

ムギメシ(!?!?)

チャーム「スキができた!ぶち込むなら今だな、
     『フレイム・バスター』!!!」

今度は、『フレア』より大きな『フレア』が打ち出された。

ブラグ「グフッ!」

戸惑っていたブラグに直撃。

ブラグ「ちっ!『強力重力波』。」

フェザー「まけるな!まけるな!ブ・ラ・グ!
     フレー!フレー!ブ・ラ・グ!」

フェザーは、まだブラグを応援している。

ブラグ「ちっ!戦いにくい!ここは、撤退だ!」

ブラグは戦線離脱した。

チャーム「オレの勝ちだぜ!」

ムギメシ「やった!動けるようになった!」

チャーム「オレ、勝っちゃったぜ?フェザー君?」

チャームは皮肉っぽく言った。

チャーム「あっ!ってことはオレはキミより強いってことだよねぇ?
     フェザー君?」

フェザー「むむむむ・・・、お前ムカツクー!!!」

二人のケンカが始まった。

ムギメシ「二人ともやめてくださーい!今から質問しまーす!」

フェザーとチャーム「?」

ムギメシ「ぼくは、この村を守ることができなかったー!
     だから、大切なものを守れるように、
     もっと、強くなりたーい!」

フェザー「だから、どうするんだー!?」

フェザーも叫び返した。

ムギメシ「だから、友達として、
     一緒に旅をさして下さーーーい!!!!
     いいですかーーーーー?!!!!」

フェザーとチャーム「・・・。」

二人は顔を見合わせた。そして、小さくつぶやいた。

フェザー「いっ、」

チャーム「せー、」

フェザー「のーで、」

チャームとフェザー「いいぃぜええええ!!!!!」

こうして、ムギメシは、まだ見ぬ世界へ旅立つ!
小鳥は、ついに鳥かごから、壮大な空へ飛び立ったのだ!

:::::::::::::::::::::::::::::つづく

このページについて
掲載号
週刊チャオ第119号
ページ番号
4 / 6
この作品について
タイトル
LIFEと言う名の旅
作者
チャオマジロ(チャック,一円)
初回掲載
週刊チャオ第119号
最終掲載
週刊チャオ第120号
連載期間
約8日