第4幕

クロンは、迫り来るヒーローチャオ達をひたすら蹴り続けました。
ヒーローチャオ達は次々に倒れていき、ようやく最後の1匹になりました。
しかし…最後に残った銀色のヒーローチャオからは、ものすごいオーラが出ていました。

「お前…何者だチャオ…!?」

「グフフフフ、ゲヘヘヘヘヘ…」

ヒーローチャオは、不気味な笑い声をあげながらクロンに襲いかかってきました。
クロンが素早い動きでヒーローチャオをかわすと、
ヒーローチャオはヒーローガーデンからまっさかさまに落ちてしまいました。

「極悪チャオになるためには、力だけでなくワル知恵も必要チャオ。ケェーッケケケケ!」

数々の困難を乗り越え、いよいよクロンはヒーローチャオの親玉がいる場所までやってきました。
ヒーローチャオの親玉であるヒーローカオスに勝てば、クロンの旅も終わりです。

「やい、ヒーローカオス!とっとと出てくるチャオ!」

すると、まぶしい光と共に、一匹のチャオが現れました。
大きな耳を持ち、頭の上には透き通った輪が浮かんでいます。
そう、このチャオこそ正真正銘のヒーローカオスなのです。

「あなたがクロンですね…。」

「やい、ヒーローカオス!俺様は極悪チャオ、クロン様だチャオ!極悪チャオの名にかけて、お前を倒すチャオ!」

「そちらがその気なら…お相手しましょう。容赦はしませんよ…。」

こうして、クロンとヒーローカオスとの仁義無き戦いが幕を開けようとしていました。
クロンは、ヒーローカオスは、一体どうなるのでしょうか…

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第129号
ページ番号
4 / 4
この作品について
タイトル
クロンの極悪桃太郎
作者
あらら(ボロット)
初回掲載
週刊チャオ第129号