第二十話『ココロのピンチ、虹色のチャオ』

ブルー「それに・・・チャオ達は実は・・・一匹なのチャオ・・・」

霧崎達はおどろいた

霧崎「どっ・・・どう・・・」

ココロ「ぐあああああああああああ!!!!」

霧崎が質問しようとしたその時、ココロの叫び声が聞こえた

コドウ「ココ・・・ロッ!?」

ココロの体は傷だらけだった

ブルー「ふむ、危ないチャオな・・・治すためにはまずチャオ達が一つになる必要があるチャオな・・・」

イエロー「ではあれチャオね・・・」

ブルーとイエローはレッドのそばによった
そして呪文らしきものを唱えた
すると三匹を虹色の繭が包み込んだ

光「コドウ君は月天復活で・・・能力発動!、月天復活!」

するとコドウがまばゆい光で包み込まれた

そして虹色の繭、光が消えた

虹王「我の名は虹王(にじおう)・・・奴を治せば良いのか・・・?」

虹王となったオヨゲンジャーは口調があきらかに変わって、色が虹色になっていた

コドウ「早くしてくれ!」

すると虹王はココロ全体を虹で包んだ

虹王「虹光!(にじこう)」

すると一瞬でココロは復活した

ココロ「う・・・ううん・・・」

コドウ「ココロ!まったく・・・」

霧崎「ところで虹王、そんな技をもっているなら・・・」

虹王「霧崎殿の言いたい事はわかる、だがこれはチャオだけにしか効果がないのだ・・・」

するとコドウが突然喋り出した

コドウ「虹王、なんでココロはこんな事になったんだ?」

虹王「ふむ、おそらく、ココロ殿の能力の刀はただの刀だった・・・というところだろうな・・・」

コドウと光はよくわからなかったようだ

虹王「ううむ、霧崎殿、貴殿ならわかるであろう?」

すると霧崎が喋りだした

霧崎「武器系のほとんどは何かをチャオがキャプチャーをするとそれが能力で出せるようになるんだ、だがそれも一つまで・・・だな虹王?」

虹王はこくんと頷いた

虹王「そして使いやすい等の理由で刀がよく使われている・・・霧崎殿の牢獄刀は特殊であろう?」

霧崎「ああ」

虹王「それに能力武器、チャオは一心同体なのだ」

コドウ「だからココロが・・・」

虹王「ふむ、コドウ殿、水の国には腕の立つ鍛冶屋いるとか・・・そこまで膨大な量の気を流すのはやめたほうがいいであろう」

コドウ「ああ・・・でもお前はどうするんだ?」

虹王は後ろを向き、こう言った

虹王「ふっ、気の向くままだな・・・」

コドウ「・・・またいつかな」

虹王「ああ!」

コドウ達は闘技場をあとにした・・・

このページについて
掲載号
週刊チャオ第242号
ページ番号
20 / 45
この作品について
タイトル
KODOU
作者
DX(DXチャオ)
初回掲載
週刊チャオ第229号
最終掲載
週刊チャオ第273号
連載期間
約10ヵ月5日