気になる雑文 『ある会社のやりとり』

(これは全てフィクションです。)

『ある会社のやりとり』

1999年のある時。
ある時、ビルゲイツはセガに対してこういった。

「もしもうちの会社にソニックがいれば、
 私たちの会社はプログラムの更新をしなくても、
 画質だけあげてくれれば、人気が出ますね。」

つまり、ソニックは画質が変わるだけで、
何の内容も変わってないつまらないモノだと、
嫌みを言ったのだった。

この発言に対して、セガはいくつかのコメントを残した。

もしあなた達の会社のようなソニックなら、

1・理由が無くても周期的にソニックが止まる。

2・チャオの種類がCHAO95やCHAOXPになる。

3・リングをとるたびに「本当にとって良いですか?」
  と訊かれる。

4・敵にぶつかるとソニックがそのたびに誤作動を起こす。
  そして再起動させないといけない。

5・チャオが進化するたびにゲームを買わないといけない。

6・ゲームをリセットすると、キーロックがかかり、
  コントローラーのスタートボタンとゲームの電源とテレビの電源を、
  一度に押さなくてはならない。

7・新しいソニックゲームが出るたびに、
  操作方法を覚えなくてはいけない。
  なぜなら、前回と操作の方法が全く異なるからである。

8・セガはソニックチームの作った豪華な攻略本を、
  オプションとしてユーザーに強制的に購買させる。
  もし、ユーザーが拒否したならばゲームが壊れてしまい、
  裁判に起訴される。

9・2人プレイをする場合は、コントローラーだけでなく、
  もう一つゲーム本体とソフト、テレビを買って、
  つなげなければいけない。

10・もしもマッキントッシュとサンマイクロシステムズが、
   合併したら、
   プロフェッサーのような頭脳と、
   ソニックのような速さを持つキャラが出来るが、
   ゲーム内で5%しか登場できない。

11・チャオが病気になった場合は、
   どの病気だろうと、「your chao fault」
   の表示しか医者はしない。 

12・ゲームの難易度は変えることが出来ない。

13・ゲームを終了するときは、
   必ずスタートボタンを押して、
   終了のコマンドを選択して何分か待たないと行けない。

この発言を聞いたビルゲイツはしばらく黙っていたが、
やがて、ドアの向こうに消えた。

この作品について
タイトル
気になる雑文 『ある会社のやりとり』
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第234号