字数制限だヨ!!三人集合!!
「ふふふ・・・そんな事を言ってられるのも今のうちだ・・・」
そういっている間に差は百メートルにもなる。
そしてアーラオクサマ達は洞窟ゾーンに入る。
「うわぁ・・・うすぐれぇ・・・」
「大丈夫チャオ、かなり差がついてるから少しぐらいおそくなっても平気チャオ」
「だな、"ライトカオスにするくらいならALL3266の方がマシだ!"」
そんな事を言いながら笑って走っている。
しかし、目の前の天井近くに魔方陣が現れる。
そしてどこからともなくこんな声が聴こえてくる。
「"ダラケマクリは 呪文を 唱えた 『"俺様召喚"』"」
「な・・・なんだとチャオ!そんな・・・重ねキーワードチャオなんて・・・!!」
「そっちかよ」
そしてどんどん魔方陣からダラケマクリがせりあがってくる。
・・・あ、"頭の上に天井がついた"
「何!?これじゃあ進めないじゃないか!」
そんな事を言って頑張って出ようとするダラケマクリ。
そんなこんなをしているあいだに指定されたものを持ってくるゾーンに入る。
お題はこれだ。
「究極のオモチャオ」
そしてこんなナレーションが入る。
「自分でオモチャオを改造して出口付近にいるオモチャオと闘わせよう!」
二人は無言になる。
そして無言になっているあいだにダラケマクリが追いつく。
「くそッ、手伝え!」
アーラオクサマがイソウロウをおろして言う。
アーラオクサマがオモチャオを手に取る。
「"武装でもさせてみようか?"」
「却下チャオ・・・そういえばこんな話しを聞いた事があるチャオ・・・"オモチャオの弱点は風船"らしいチャオ」
そうこうしている間にダラケマクリがオモチャオを勝負させる。
ガンッ!
そう鈍い音がして一発で壊れるダラケマクリのオモチャオ。
そしてオモチャオがこういう。
「"アリンコ並みの強さ"チャオね」
ダラケマクリの顔が真っ青になる。
「今のうちだ!」
アーラオクサマはそういって風船をいたるところにつけたオモチャオを差し出した。
バンッ!
オモチャオはパンチをいれたが風船にガードされ、しかもびびって戦意喪失してしまった。
「やったチャオ!」
そうして先に進むアーラオクサマ&イソウロウ。
やっぱりアーラオクサマはイソウロウを抱えている。
そして何故かダラケマクリまでついてきている。
「(へっへっへ・・・あのままあいつらの後を追っていけば普通にスルーできたぜ・・・)」
セコい。
そして池ゾーンに入る。
「はっはっはァ!そこの池にはサメをいれておいたァ!お前等は防具もってないから一飲みかな・・・?」
そんな事をいっているダラケマクリを尻目に今度は肩車をしているアーラオクサマ。
そして池にジャンプする場所で・・・
「今だ!飛べェ!!」
その掛け声とともに羽を一生懸命動かすイソウロウ。
高い、高い。すごい高い。
イソウロウにつかまって飛んでいるアーラオクサマは気持ちよさそうだ。
しかし、アーラオクサマも羽を動かしてサポートしている。
そして池の終了地点に降りる。
そしてまたアーラオクサマはイソウロウを抱えて走り出す。
「ガポッ、お前等!ガポッ!ばりかお・・・(ありかよ)」
そして最後の地点、オトシアナコースに入る。
もうゴールは目の前だ。
そしてオトシアナも無くゴールにあと一歩・・・
「がッ!」
というところにオトシアナが仕掛けられてあって落ちてしまった。
「くそう・・・あと一歩なのに・・・」
アーラオクサマがそういうとダラケマクリの声がしてくる。
「はははァ!やっぱり俺様の勝利だなァ!!」
ダラケマクリがそういった瞬間、アーラオクサマとイソウロウは目を合わせる。
そしてアーラオクサマはイソウロウを投げようとするポーズをとる。
「いけェェェェェェェ!!!」
その掛け声と共にイソウロウを投げる。
そしてゴールしたのは・・・
あたりはもうすっかり暗くなっている。
「負けたよ・・・お前等には・・・」
そう言っているのはダラケマクリである。
「お前も水泳がとくいでそういうチームに入ってて、それなのに・・・・よく頑張ったほうだろ」
「そうチャオ!」
そういうと家に帰っていく二人・・・
って家違うんじゃないの!?
そして遠くからダラケマクリがこういう。
「お前等~~~~!!!また挑戦するからな~!!!」
「しなくていい!!!」
二人の突っ込みが空に響き渡る。
絶対近所迷惑だ。
そして家につく・・・
「お、夕刊がきてる・・・」
アーラオクサマは新聞をひろげる。
そこの一面にはこう書いてあった。
『"ダラケマクリ移籍"!じゃなくてクビ!!』
「・・・」
その後その場所にはビリビリにやぶかれた新聞が捨ててあったとさ。
続く・・・?