キーワード全部使ったヨ!!三人集合!!
「Zzz−・・・」
いきなり寝ているシーンから始まるってどんな小説なんだ。
まぁ、これはある二匹のチャオの日常を描いた作品である・・・
「アーラオクサマ!まだ寝ているチャオか?」
さっきの場所に夫人風にチャオが一匹やってきた。
コドモチャオの様だ
そしてさっきの寝ていたチャオもコドモチャオの声で起きてしまったようだ
「ふがふがぁ・・・ふがふが・・・ふがッ!?」
いつのまにか寝ていたチャオの顔にコドモチャオがのっているではないか。
なんという早業・・・
「チャオ~、"朝起きたらイソウロウが顔に乗っかってたチャオ"!」
寝ていたチャオはコドモチャオを押しのける
「お前が言うことじゃねぇ」
「"おはようございマッスル"」
「黙れ」
寝ていたチャオ―アーラオクサマは顔を洗いに洗面所に行く
アーラオクサマは完璧なソニックチャオである。
そしてコドモチャオは普通のチャオ、何にも無いまっさらなチャオである。
そしてコドモチャオの名前はイソウロウと言うらしい。
そしてアーラオクサマは部屋に戻ってくる。
この部屋は結構デカイ。
「おい、イソウロウ、なんで居るんだ」
「実はこんなものが届いたのチャオ。しかもチャオはこの家の居候じゃないチャオ」
イソウロウは手紙の様なものを見せる。そしてアーラオクサマは最後の方の言葉をスルーする。
そこにはこう書いてあった。
やぁやぁ、わがライバルアーラオクサマ&イソウロウ!
今日はとある挑戦をお前等にしようと思う。
それは!チャオレースで勝負すること!チャオレースのステージは改造してある!
いくら練習しようとも無駄だ!
では!明日、チャオレース会場に来るが良い!
ダラケマクリより。
それを読んだ後沈黙が五秒ほど続く。
「どーでもいいな、ダラケマクリなんて」
アーラオクサマはそういうとベッドに横になり、また寝始める。
「おいチャオ!・・・まったくチャオ・・・この手紙の隅を見てみるチャオ」
アーラオクサマはムクッと起き上がり
手紙をの隅を見る。
そこにはこう書いてあった
"チャオ新作要望署名活動実施中"
「宣伝かよッ」
「まぁ、今日は寝ててもいいチャオ、明日またくるチャオ」
イソウロウはそう言って部屋から出て行った・・・
時の流れは早いのよー翌日。
「行くチャオ!」
「いきなりかよッ」
アーラオクサマは珍しく寝ていなかった・・・
そしていろいろあってチャオレース会場に到着した。
周りには川が流れていたり。
滝があったり崖があったり。
「しってたか、この川と滝は"ナントカ還元水"で出来てるらしいぜ」
「ナントカってなんチャオ?」
アーラオクサマは口笛を吹く。
しらないのかよッ!
そんなツッコミが聴こえそうである。
「アーラオクサマ、あそこの"崖の上のポヨ"があるチャオ!」
「あ?・・・ダラケマクリじゃね?っていうか『あそこの"崖の上のポヨ"があるチャオ!』って何か言葉おかしくね?」
イソウロウはアーラオクサマの発言を無視する
アーラオクサマがそういうとポヨは揺れだし、そのしたにチャオが現れる。
・・・いや、ただ単に起き上がっただけなのだが。
そして起き上がったダラケマクリがこういう
「"普通のチャオには興味ありません!!""実は俺、ポニーテール萌なんだ。"」
「どんなカミングアウト!?っていうかポニーテールのチャオなんかいるのか!?」
鋭いツッコミだ。
「"その命は君だ!!彼じゃない!!"」
「俺かよッ、俺はポニテになるつもりなんてねぇ!!」
アーラオクサマとダラケマクリの話しがひとしきり終わった後
イソウロウがこういう。
「さっさと始めるチャオ!」
「えー!?いきなりかよッ」
二人―アーラオクサマとダラケマクリが言う
「いや、ダラケマクリが誘ったチャオ」
ダラケマクリは「はッ!」という顔をする。
そしてアーラオクサマがこう切り出す
「・・・っていうか・・・ダラケマクリ・・・お前ライトカオスだったっけ?・・・」
「はい!じゃあ、始めようか!」
「スルーかよッ、なんだよこのスルー!"インド人もびっくり"だよ!」
「何の関係性があるチャオか!?」
そんなテンポのいいコントが終わると皆はスタート地点についた
え?コントじゃない?いーのいーの。
「いいか?このレースのルールは一つだけ!それは・・・」
皆は唾をゴクリと飲み込む
「ただゴールすること!それ以外にルールは無い!お前等は特別だ、どっちかがさきについたらお前等の勝ちだ・・・では行くぞ・・・」
「よーい・・・どん!」
ダラケマクリがそういうと皆が一斉に走り出す。
そして何故かアーラオクサマはイソウロウを抱えて走っている。
しかし、それでいてもアーラオクサマは速かった、一気に五十メートルほど引き離す。
そしてイソウロウがニヤニヤする。
"「おい、あそこにダラケマクリがいるぞ」「ああ、あれはパイナップルだよ」"
そんな事を二人で言っている。
「ふふふ・・・そんな事を言ってられるのも今のうちだ・・・」