1話 ページ1


彼は、あこがれていた

   EXギアに

  


彼の父は有名なエアラーだった。

    彼の父は・・・・・・

メタルシティ 昼 12:00

「ついに、来たんだ・・・この、スタジアムに!」
赤色のオニチャオが、選手ひかえ室でベンチに座ってた。


「アスラン君!初めての出陣だね!」
「出陣は違うと思うよ、ルシフィ」

このツヤツヤ白のヒーローカオス、そう、彼が後の
鋼鉄の天使である「ルシフィ」だ。


そして、あのオニチャオの名前は「アスラン」らしい

「ねえ、緊張する?」
「緊張なんてしてないよ」
(ううっ、ガタガタガタ・・・)
「緊張してるじゃないの」

うっ、ルシフィの必殺読心術だ・・・
正確に言えば声からどういう心境か読み取ることだけど

「新人戦・・・燃えるっ!」
僕の横にいたHRRのチャオが叫んだ。
なんかこういうキャラ、どこかにいたような・・・
「うわわわわっ」

っていつの間にかにこけてるんだ。どういう能力なんだ?
「叫びすぎたか?すまんな」
「あんな声を叫ぶチャオなんてあんまりいないわよ」
ルシフィ、つるどいツッコミ
「まっ、そんなことどうでもいいじゃん。そういや、名前言ってないな・・・
 俺の名前はホワイト・ザ・ラシアロスト、ホワイトって呼んでくれ」
「僕の名前はアスラ」
「ん~、わた」
「アスランにルシフィか、よろしくな」
「や・・・やる!?」

と言ったらルシフィが痛い目つきで僕を睨む、何を言ったんだ。


To Be NEXT|>|>

このページについて
掲載号
週刊チャオ第209号
ページ番号
1 / 2
この作品について
タイトル
風に乗る
作者
-ZONAKU-
初回掲載
週刊チャオ第209号