第5話  『牢獄』

キング「おい、お主は何者だ?おチビ君よ。」

カイト「僕は、マ、マイトの子孫、カイトだい!!」

キング「カッカッカッカ!!冗談もいい加減にせい!」

キングはカイトをにらみつけた。

キング「こんな薄汚くてただのピュアチャオが、マイト様の子孫なわけないだろぅ!?」

カイトは怒った。

カイト「本当だぞーーー!!この僕が、マイトの子孫だーー!」

キング「フム、確かにデュオが卵をわったからお前が子孫かもしれないな・・・・・」

カイト「ほら見ろ!!」

キング「だが、さっき、虹色のチャオを見た。そいつは、こういった。」

「俺はカイト!!マイトの子孫さ!!」

キング「と言っていたチャオを見た。虹色の卵から生まれたんだから、虹色のチャオだってことは普通だ。なのにお前は虹色じゃない。お前、偽者だな。」

カイト「えぇーーっ?その虹色のチャオが偽者だろーー!!」

キングは警察と話し始めた。

キング「勇者の子孫と言い張っているチャオ、逮捕する!!」

カイトも手錠をさせられた。

カイト「なんでぇ~~~~~!!」

そして次の日。裁判をおこなった。

キング「これから裁判を行う!!」

そして、長く続く裁判の結果・・・・・・

ガシャァーーーン・・・・・・・・

牢獄に閉じ込められ、あさってには・・・・・

キング「死刑じゃぁ!!!」

カイト「お、おぉい!!ずるいよ!あいつ!!」

デュオ「しょうがねぇだろう。」

カイト「だって、キング一匹だけで裁判やって、一匹だけでなんでも決めちゃって、そして死刑じゃんよーーー!!」

そう、キングはたった一人で裁判していた。

デュオ「しょうがねぇよ、あいつは王なんだから、なんでもアリさ、」

カイト「うわぁーーーーーん!!なんで勇者の子供が生まれてすぐ死刑ーーー!?」

デュオ「あさってをまとう。」






次の日、信じられないほどの大雨。

空は、どんどん黒くなっていった。

デュオとカイトは、牢獄にある窓から、外をながめていた。

デュオ「すげぇ雨・・・・・・・・」

「グワッハッハッハッハ・・・・・・・・・・・・」

カイト「なにっ!?」

デュオ「どした?」

カイト「今、なんか声が・・・・・」

デュオ「気のせいだろう。」





???「ガハハハハハ・・・・・・この力だ・・・・・この力を待っていたんだ!!」

誰かが、空で叫んでいる。

奴は黒い雲を空に集め、そして雨をふらせた。

???「マイトが虹色の宝石で、邪悪な心を全て封印した。私が自由になれるには、虹色の宝石を・・・・・・・」

奴は目を光らせた。

???「宝石を壊すだけだぁぁーーーーー!!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第152号
ページ番号
5 / 9
この作品について
タイトル
海上の冒険2
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
週刊チャオ第149号
最終掲載
週刊チャオ第153号
連載期間
約29日