第百六十七話 毒のカッター

マイト「どこに隠れた!!!」

ガイス「ここだぁっ!!!」

ガイスがマイトの後ろへ表れて、マイトの背中をナイフで斬った。

マイト「ウワーーーアア!!!」

ライガ「マイト!!!」

ガイス「手裏剣攻撃!!!」

ライガ「オラ!!!」

BANG!

銃で手裏剣は撃ち落された。

ガイス「クリアチャオ!!!」

ガイスは透明になった。

ライガ「・・・・・・・・・」

マイト「グ・・・・・・・・」

マイトは痛がっている。

ライガ「じっとしてろ、マイト、・・・・・・・・・・」

ガイス「クックック・・・・・・・俺がどこにいるかわかるか?透明だから、わからねぇよなぁ、」

ライガは目をつぶっている。

ガイス「(なんで目ぇつぶってんだ?すきだらけだぜ、まぁいい。攻撃しちゃえ!!!)」

ザッ!

ライガ「ピクッ!!」

ガイス「(オラアアアアアア!!!)」

ライガ「そこかぁぁぁ!!!」

BANG!BANG!BANG!!!!!

ガイス「グワアアアアアアア・・・・・・・・」

ライガ「フン。やっぱりな、」

ガイスが透明から元にもどった。

ガイス「なぜ俺の場所がわかった・・・・・」

ライガ「音だよ、お前の足音した。」

マイト「うああああああっ・・・・・!!!!」

マイトがかなり痛がっている。

ライガ「どうしたマイト!少し背中を斬られただけだろ!」

マイト「ワアアアアアア!!!痛い!!!痛い!!!」

ライガ「ただの切り傷なのに・・・・・どうして痛がってるんだ・・・・?」

ライガは、マイトの背中の斬られた部分を見てみた。

すると、そこは紫色にふくれあがっていた。

ライガ「みみずばれ・・・・?いや、もっとひどい。」

ガイス「俺のナイフには、ブラッドスター特産の毒がたっぷりぬってあるのさ、前進にまわれば、死ぬぜ、」

ライガ「なにぃっ!!?」

ガイス「いまだ!!カッターナイフ!!!」

ライガ「グアッ!!!」

ライガも斬られてしまった。

ライガ「グワア・・・・・・・これはいたい・・・・・」

ガイス「グワハハアハ!!!このまま俺が勝つ!!!ギャーーーハハハハハハ!!!!」

ライガ「このまま負けたら・・・・・・・・・ファイスを倒せないんだ・・・・・・・・・・」

ガイス「あ?」

ライガ「ここで負けたら・・・・・・・オヤジのかたきが取れないんだ!!!!!!!」

ZBAAAAAAAAAAAAAAAAAAAN!!!!!!!!

ガイス「なにぃっ・・・・・・・・・・・・グワアアアアアアア!!!!」

ガイスの肩をかすった。かすっただけで、ひどく痛む。

ガイス「クソォッ!!退散だ!!」

ライガ「ちょっと待て!!」

ガイス「あ!?」

ライガ「毒をなおす方法を教えな、」

ガイス「治す方法なんてねぇよ!!」

ライガ「なにっ!!?」

ガイス「いや、あるか、ロルクというフルーツを食わないと治らないよ!!!じゃぁな!!!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第139号
ページ番号
177 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日