第百六十三話 ブラッド星へ出発!!

ライガ「ロケット発射はどうやるんだ?」

マイト「え?」

ライガ「おい、オッサン!どうやるんだこれ、」

ジャロブ「・・・・・・・・」

マイト「もうだめだよ、何もきくな・・・・」

ライガ「気の毒だな、オッサン。俺が全部解決してやっからな!」

マイト「(ライガが、あんな顔した・・・・)」

ライガ「この導火線(どうかせん)に火をつけるんだろ?」

マイト「それだけでいいのか、すげぇな、」

ライガ「俺の銃で・・・・」

BANG!!

導火線に火がついた。

ライガ「急げ!!乗れ!!」

マイト「小さいロケットだから、ただ乗っかるだけだな、」

3・・・・・2・・・・・・1・・・・・・・・・

ドーーーーーーーーーーーン!!!!!

ライガ「打ち上げ成功!!!」

マイト「で、でも僕たち、ただロケットに乗っかってるだけだろ・・・・?」

ライガ「それがどうした。」

マイト「宇宙に入ったときに、酸素がないじゃん。」

ライガ「あっ!!そうか!!」

マイト「ヤバイ!!!」

宇宙に入ろうとする時、ロケットから宇宙スーツがでてきた。

ロケット「コレヲ、オ使イクダサイ。」

ライガ「いいロケットだな、宇宙スーツまで出すとは、」

マイト「ジャロブのおかげさ!!」

ライガ「どこだ?ブラッド星・・・・・・・・」

マイト「わかんないよ・・・・」

ライガ「あそこだ!!!血のように赤い星!!!!!」

マイト「でも、ウォントスターも今、血のように赤いよね、」

ライガ「いけぇぇぇぇーーーーー!!!!!」

マイト「うおおおおおおおおお!!!!」

ゴゴゴゴ・・・・・・・・・・・

ライガ「着陸成功!!」

マイト「血はないけど、真っ赤な星だ・・・・・・・」

ライガ「このまま、ブラッド四人衆を倒しにいくぜ!!」

マイト「ちょっと待ったぁぁ!!!」

ライガ「なんだよ!」

マイト「ブラッド四人衆がなんだよ!!それはお前が倒したいだけだろ!!」

ライガ「なにぃ?お前は倒したくないってのか!!!」

マイト「ちがう!!僕が本当に倒したいのは、スタラなんだぞ!!!」

ライガ「バーカ、ウォントスターに毒がまかれるんだから、スタラも死ぬはずだって、」

マイト「あぁ、そうか、」

「侵入者発見!!!侵入者発見!!!」

ライガ「しまった!!見つかった・・・!」

「ガードロボット、出動!!!」

メカのチャオがこちらへ向かってきた。

ライガ「俺たちを倒す気か、むだだ!!」

BANG!!BANG!!!BANG!!!!!

ライガは銃を三発撃った。

カキンカキンカキン!!

ライガ「なにぃっ!!?」

メカ「ぬしらは、星の反対側まで、吹っ飛んでもらうぞ、」

マイト「その話し方、聞いたことがある・・・・・」

メカ「ロインソーーーーード!!!!!!」

マイト「(ロインだって!!!?)」

ドカーーーーーーーーーーン!!!










マイトとライガは、星の反対側までふっとび、ブラッド四人衆のアジトに遠くなった。

ライガ「くそっ・・・・・」

マイト「・・・・・・・・・」

ライガ「四人衆のアジトから遠くなっちまった・・・・」

マイト「・・・・・・・・・」

ライガ「ここから歩いていくしかねぇのかよ、」

マイト「・・・・・・・・」

ライガ「おい!!きいてんのかよ!!!!」

マイト「話しかけないでくれよ!!!」

ライガ「なっ!!?」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第139号
ページ番号
173 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日