第百六十一話 赤い水

「・・・・・・・・・・・・・」

サイレンは何もならない。

マイト「非難ってどこに~~~~!!?」

マイトはしかたなく海に潜った。

すると、

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴオオオオオウウウウォウオアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!

血の色の真っ赤な水がドバーーーっと流れてきた。

マイトは海にもぐっていたので助かった。

マイト「ガボ・・・・・・・・血、血の水・・・・・?」

海の表面だけに、血の色がついてしまった。

マイトが海から顔をだすと、

マイト「わあああああ!!!」

なんと、一面赤色だらけになっていた。

マイト「な、なんだこれ・・・・・・・・・」

マイトはガタガタ震えている。どんなに勇気があったって、ひとりで赤い血のような世界をさまよっていたら誰だって怖い。

マイト「こわ・・・・・うぅ・・・・・・・」

マイトはなきそうだ。

すると、ずぅっと向こうにライガを見つけた。

マイト「あぁ、あ、ラ、ララ、ラィ、ラィイイララ・・・・・」

マイトは腰がぬけていたので、あわてている。

マイト「ラ、アァラララァライガアアアアアアアアア!!!!」

ライガ「マ、マイト!!?」

マイト「ライガも助かったの!!?」

ライガ「あぁ、間一髪、海にもぐった。そしたら、このありさま。赤い世界さ、」

マイト・ライガ「あ、ぁ、あぁ、あのさ・・・・・」

二人同時に言ったので、目があった。

ライガ「お、お、おまえ、俺といっしょに来ないか?俺がきたえてやるよ、」

マイト「あ、あ、あぁ、俺は、ありがたくライガの仲間になってやるよ、そのほうが、ライガは楽だろ?」

二人とも赤い世界を一人でさまようのが怖いのだ。

ライガ「へへ、じゃぁいくぜ、」

マイト「(やっぱり。二匹だとぜんぜんさびしくないや、)」

ライガ「う!!」

マイト「どうした!!?」

なんと、そこにはチャオが水に浮かんでいた。

ライガ「気絶してるのか?死んでんのか?」

マイト「なんで?」

ライガ「赤い水だよ、だって、非難してなかったら、あのものすごい赤い水で押しつぶされちまう。」

マイト「だいたい、なんなんだよ、この赤い水、」

ライガ「ブラッド四人衆だ。たぶん、これでまたチャオを殺して、実験をしようとしてるんだ。」

マイト「四人衆はまだファイスしか知らない。」

ライガ「もっといるからなぁ・・・・」

マイト「まぁ、力をあわせて、さぁ、出発だ!!」

ライガ「へ、ちょうしにのりやがって、」

マイト「うるさい!!ガタガタふるえてたくせに!!」

ライガ「それはお前だろ!!」

マイト「いや俺もそうだけどお前も・・・・」

ライガ「いや俺もだけどお前の方がふるえて・・・・」

けんか取り込み中・・・・・

しばらくお待ちください。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第138号
ページ番号
171 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日