第百五十三話 決闘、するか?

マイトはおもいきり泳いだ。すると、ライガに追いついた。

マイト「虹色の宝石、返せ!」

ライガ「しつけぇ野郎だ。」

ライガはスケボーを速くした。

マイト「あっ!待て!」

マイトはライガのスケボーにしがみついた。

ライガ「こら!はなせ!!」

マイト「やだね!!」

ライガ「なら・・・・・・振り落とすしかねぇな、」

ライガはスケボーを横にしたり、揺らしたり、乱暴な運転をした。

マイト「わぁっ!!タンマタンマ!!落ちる落ちる!!!」

ライガ「手を離せばいいんだよ、別に下は海だから痛くもねぇはずだ。」

マイト「でも・・・・・・宝石を・・・・・・」

ライガ「ケッ、まだ言ってんのか、助けただちんだろ!!」

マイト「誰もあげるなんていってない!!」

ライガ「いじでも離さないつもりか、」

マイト「当たり前!!!」

キキッ!!

ライガはブレーキして、スケボーを止めた。

マイト「ひゃっ!!いきなりブレーキすんなよ!!!」

ライガ「そんなに宝石が好きなら、俺を倒せばいいことだ。」

マイト「ええええ!?でも、俺はアクアシューズがないから、ライフベルトで泳がなきゃ進めない状態なんだぞ!」

ライガ「要するに、海に立ちたいのか、おやすいごようさ、」

ライガは指をちょいと動かすと、マイトの足に風がまとった。

マイト「お、おい、なにする!」

マイトの足にくっついた風は、かたまり、シューズとなった。

ライガ「風のシューズだ。風のように、宙に浮くことができる。」

マイト「おお!ありがとう!!」

ライガ「ただし、お前が俺からまけたら、すぐにこの場から去れ!二度とでてくるんじゃない!!!」

マイト「わかってる!」

ライガ「余裕だな、」

マイト「だって僕はCWを倒した、すっげぇお方なんだぜ!!?その俺に勝負を挑むなんてさ、」

ライガ「なるほど、お前、強いのか、」

マイト「あたぼう!!」

ライガ「それじゃあ、決闘しようか?」

マイト「後悔すんなよ!!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第136号
ページ番号
163 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日