第百四十三話 バキューム!
ロイン「アクアシューズが壊れそうじゃ・・・・・」
タイン「マイトがいないと・・・・・」
チロ「あの・・・・・それは違うと思います。」
タイン「なんだよチロちゃん!!君まで勝つ自身がないのか!!」
チロ「そういうことじゃなくて・・・・」
ギャリー「マイトがいないと勝てないよ!!」
チロ「みんな・・・・マイト、マイトって・・・・・マイトさんがいないとなにもできないんですか!?」
タイン「じゃあマイトを見捨てろと!??」
チロ「そうじゃありません!!!!!」
チロはいつもおとなしいが、今はとても大きな声がおきた。
チロ「マイトさんは必ず生きています!!だから、マイトさんには休んでもらって、私たちだけでPCWを倒しましょうよ!!!」
キン「・・・・・・・・うん、僕、そのとおりだと思うな、」
ギン「僕も・・・・」
タップ「今までマイトばっかり活躍してきたんだ。僕たちだってがんばらないと!!」
クワギ「あと、ドリクのためにもね!!!」
PCW「グワアアアアアアアオ!!!!!」
ロイン「ビーム弾だ!!よけろ!!!」
ロインたちはすばやくよけた。
チロ「火炎放射ーーーー!!!!!」
PCW「ファオオオオオオウ!!!!」
PCWがおもいっきり息を吹いた。炎は強い息で消えてしまった。
PCW「ファオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!」
ゴオオオオオオオオオ!!!!!!!!!
PCWの息は、まるで台風のように大きかった。
ロイン「ぐああ・・・・・飛ばされる・・・・!!!」
PCW「グヒヒヒヒヒヒ!!!」
PCWは笑っている。
ギャリー「なんで笑ってるの・・・?つうか飛ばされる・・・・」
ロイン「みんな!!飛ばされるんじゃない!!!後ろを見ろ!!!」
みんなは後ろを見た。すると、後ろには大きなブラックホールのような穴がぽっかり空中にあいていた。
タイン「まさかPCWがこれを作ったのか・・・?だから笑ってたのか!!!」
チロ「このままさがったら・・・・・穴に入ってしまいます!!!」
ロイン「穴の中は真空みたいだ。空気がない。だから、穴のほうも吸い込んでくるぞ、」
タップ「前から押されて・・・・後ろから引かれて・・・・・たいへんだぜ・・・・・・よぉし!!クワギ!!!」
クワギ「わかった!!」
タップ「俺たちの変化の見せ所だ!!!」
続く