第九十四話 緑VSギャリー ズルに地震

自由自在に手足を伸ばせる緑、

ギャリー「ず、ずるいぞ!!そんなの!!」

緑「戦力の一つだぁぁぁぁ・・・・・・・・・・・」

ギャリー「見えないし遠くからも攻撃できるんじゃあ、無敵じゃん!!!!」

緑「最初っから俺は無敵ぃぃぃぃ~~~~・・・・・・・」

ギャリー「いや!!無敵なら、ウェーブなんかとっくに裏切るはずだろ!!!」

緑「ウェーブ様は不死身~~~~、そしていいチャオ~~~~、俺はウェーブ様に一生ついてゆくぅぅぅ~~~~・・・・・」

ギャリー「俺たちにとって・・・・・・・ウェーブは・・・・」

緑「・・・・・・・」

ギャリー「とても憎い存在なんだああああああ!!!!!!!」

ギャリーは、体中に力を入れている。

緑「なにをやったってぇぇぇ~~~~~・・・・・・・俺に攻撃する事も~~~~、倒すこともできないぃぃぃ~~~~・・・・・・・」

ギャリー「ギャリー奥義!!!!ハンドスラップ!!!!」

ギャリーは自分の下の床を何度も叩き始めた。

ズガンドガンズガンドガン!!!!

緑「俺はぁぁぁ~~~~、そんなところにいないぃぃぃ・・・・・」

ギャリー「黙って見てろ!!!」

緑「怒られた・・・・・・・・」

ギャリーが床を叩いていると、床がゆれはじめた。

緑「な、なんだ!?地震か!?」

ギャリー「俺がおこしてんだよ、地震を、」

緑「なっ、なにぃっ!!?」

ギャリー「この震度は大きい。だから、地面にべったりとくっついて隠れてるお前には、大ダメージを与える。」

緑「なんだとぉっ!!?」

ギャリー「そろそろ震度を高くするぜ!!!ドリャアアアアアアア!!!!!」

ギャリーがものすごい勢いで床を強く叩いた。ギャリーは、この震度になれているので大丈夫。

グラ・・・・グラ・・・・・・ゴガガガガガガガガガ!!!!!!

とてつもない震度だ。震度10強をこえる。いや、こえすぎかもしれない。

ギャリー「こんなに地震おこして、この城こわれないかなぁ、でも、こいつが壊れないって言ってたから大丈夫だよな!!」

緑「ウギャアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!」

ギャリー「ハァ・・・ハァ・・・・・もうダメだ・・・・・・つうかこんなに地震おこして、他に戦ってるマイトとか大丈夫かな・・・・」

ウェーブ「大丈夫さ・・・・・・」

ギャリー「あっ!!また俺の心に話し掛けてるな!?」

ウェーブ「水レンジャーと戦う時から、特殊システムで、他の戦いには攻撃を与えないようにしてるからな、俺って気がきくだろ、それに、そんなにむちゃして大丈夫なのか?お前は気づいてないだろうが、そんなに大技を長時間出せば、体がやばいことになるぜぇ・・・?」

ギャリー「なにっ!?・・・・・・うっ!!」

ウェーブ「そろそろお前の体は壊れるぞ、じゃあな、」

なんと、ギャリーの体のところどころが破裂して、血がどんどんでてくる。

ブシュッ!!バシャッ!!!ビシャッ!!!

ギャリー「ギャ、ギャ、ギャアアアアアアアアアアア!!!!!!!」

緑「ゲヘヘヘヘ・・・・・今のはけっこうきいたぞ、だが、お前は今ピンチ、俺がとどめをさせば、お前は負けだ。ドリャアアアアアアア!!!!!!」

ギャリー「ま、ま、負けるっ・・・・・・」

ギャリーは目をつぶった。だが、いつまで待っても、緑は攻撃してこない。なぜか、ギャリーは目をあけた。そうすると、緑は倒れていた。そして、ギャリーの出血も止まっている。

ギャリー「俺が目をつぶってる間、何がおこったんだ?・・・・・・」

だが、ギャリーはかすかにわかった。一番の友達が、俺を助けてくれたんだと・・・・・・

ギャリー「ありがとよ、ダン、」

緑VSギャリー、完

このページについて
掲載号
週刊チャオ第127号
ページ番号
104 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日