第六十八話 パVS変身ブラザーズ

パ「ウガーーーーーーハハハ！！俺の泣き顔見た奴はＹＯ！死ぬしかないんだＹＯ！！ＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！！！」

ドリク「お前の泣き顔、もう一度見たいぜ！！」

タップ「もう一回泣き顔を見せてもらうよ！！！！」

クワギ「あぶーぶぶ♪」

パ「は？」

パは驚いたようにクワギを見つめた。

パ「う・・・・・うぶぶ・・・・・・・・プッ！ＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！！！！！」

ドリク「こら！なぜ笑う！！！」

パ「だ、だってＹＯ！われら水レンジャーは強敵なんだＹＯ！？なのに挑戦者にこんな赤ん坊が・・・・・ＨＡＨＡＨＡＨＡＨＡ！！！！」

タップ「笑うな！！！」

ドリク「クワギは特別な困難を乗り越えてコドモの姿に転生したんだ！！！魔石だって持ってたすごい奴だったんだぞ！？」

パ「魔石！？」

いきなりシンとなった。

パ「おお！マジかＹＯ！どんな魔法が入ってんだＹＯ！」

タップ「ク、クワガタ系のだが・・・・・・・」

パ「ＯＯＯＯＯＯ！！！それ、僕に盗ませてもらうＹＯ！！」

ドリク「なにっ！？」

パ「お前ら負けたら魔石よこすんだＹＯ！わかったＹＯ？」

タップ「ぐ・・・・・・い、いいともさ、俺たちが負けるわけないんだから！！！」

パ「言ったね言ったね言ったね！？よし！行くＹＯ！イッツパーフェクトパワーーー・・・・・・・・・アクアブースト！！！」

大きな水が襲い掛かってくる！！！

ドリク「音速パワー！！真空斬り！！！」

ズパッ！！！！

水の固まりはバラバラになった。

パ「どんどん行くＹＯ！！イッツパーフェクトパワーーーー・・・・・・・・フリィーズゼリー！！ＯＫ！？］

パの腹がぱっくりと切れ、そこから、ゼリーのようになっている水がはいだしてきた。

タップ「なんだこれ、で、でも攻撃なのはわかってる！よけろ！！」

ドリク「クワギ！つかまれ！！」

クワギ「うぉーんん。わあぁったぁ。」

ドリク「うおっ！？喋った！？まぁいい。速くつかまれ！」

タップ「よし！僕は飛んで回避する！ドリクは走って回避して！！」

ドリク「わかった！！音速パワアアアアアア！！！！！」

ゴオオオオオオオオオ！！！！！

ゼリー水が追いかけてくる。

クワギ「ドイクゥ、ぐんはってぇ。」

ドリク「たしかに喋った！っていうか追いつかれるーーー！！！」

ジャバン！！！！

ドリクとクワギはゼリー水に飲み込まれた。中の様子ははっきりと見える。

タップ「あっ！ドリクとクワギがゼリー水の中に！！でも、中の二匹、元気そうだな、ってうわあああああ！！！ゼリー水が上まで追っかけて来たーーー！！！！」

ジャボン！！！

タップも飲み込まれた。

いったい、どうなるのか！！