第五十五話 盗み失敗

ロインがなにかを盗まれ、それを見たその他は驚いた。

ロイン「わ、わしの鎧がああああああ!!!」

ロインが鎧を着てたことは知っていただろうか、ロインは完全防備の鎧を着ていて、他のチャオよりも背がでかい。

マイト「鎧が盗まれたってことは、ハダカーー!!?」

チロ「いや、ハダカじゃないです!よく見てください!」

マイト「よく見ると変態だけど・・・・なにがハダカじゃないんだ?」

体の中は光って、あまり見えなかった。

マイト「よ~~~く、見る・・・・・」

マイトたち「ウ・ウギョォアアアアアアアア!!!!」

よく見ると、ロインの体はまるでロボだった。体はメカだったが、普通のチャオの体質を、メカでそっくり作っていられている。

キン「なんなの?ロイン!!」

ロイン「今は聞くな・・・・・それより!鎧を返せ!」

ダント「この魔法は盗んだ物が、身につく。だから、お前の完全防備の鎧は、俺の体にはまるってことだあああ!!!」

ガポッ!

ダント「すげぇ、かてぇ・・・・・・ガーハハハ!さぁー来い!!」

マイト「だめだ!あれじゃあどうやっても攻撃はくらわない!!」

ロイン「いや、あいつは盗み失敗じゃ、」

ギャリー「なんで?」

ドリク「そういやあの鎧、重そうだな、」

ロイン「グハハ、正解じゃ、あの鎧は、埼玉県一個分あるからのぉ、」

マイト「埼玉県一個分!!??」

ダント「グハハ!さてと、こと身軽そうで硬そうな鎧で、お前たちを、確実に殺す!!」

ダントが動こうと思ったその時、

ダント「ん?んーーーー??ん????」

ダントのポヨが大きいハテナになっている。

ダント「?」

目を丸くしてポカーンとしたダントが、皆には可愛く見えた(笑)

ダント「?」

ロイン「バカじゃのぉ、その鎧は埼玉県一個分の重さじゃ。」

ダント「え!?家とか埼玉県にあるもの全部含めて!?」

ロイン「そうじゃ、埼玉県にたくさん物や人がいれば、その分重くなる。物や人が埼玉県からでたりすると、その分軽くなる。」

マイトたちは、二人の会話が、初めてあほらしくなってきた。マイトたちのほうがポカーンとしている。

ダント「ンギャアアアアア!!!んなの着て動けるはずねぇだろおお!!鎧はどうやってはずすんだ!!?」

ロイン「本当は絶対取れないんじゃが、盗む魔法などだと取れる。」

ダント「ん~~~、魔法・・・・・うう・・・・・・」

ロイン「皆!今じゃ!攻撃しろ!!!」

ドカッバキッバゴッズキャッバキッ!!!!

ダント「うぎゃ~~~~・・・・・・・・」

ダントが倒れた。

タップ「よーし、俺の魔法で、盗み封じ!!!または取り戻し!!」

ヒュン、

ロイン「鎧が戻ってきた。」

マイト「ダント死んだのか?」

ギン「死んだでしょ♪」

やはりダントは生きていた。

ダント「ゲヒャヒャヒャ♪無傷・・・・じゃないけどそんなにくらってないぜ!!」

マイト「つ、強い!!!」

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第121号
ページ番号
61 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日