第三十八章 M 何も見えない
2F
マイト「二階に着いたな・・・・・・でも・・・・・・」
ギン「ダン・・・・・・死んじゃったの?」
ドリク「おそらくね、自分の命をも消す技だし・・・・・・・」
タイン「ダンっていいチャオだったんだね、」
チロ「友達のためなら自分の命を譲る、すごいなぁ、」
マイト「忘れろ忘れろ!ダンのことなんか!!」
ギン「マイト!なんでそんなこと言うの!?忘れられるわけないよ!」
タイン「ちょっとひどいんじゃないか!!?」
マイト「今はウェーブを倒すことだけを考えろ、だって、ダンは夜の空で見つめてくれるさ、」
チロ「マイトの言うとおりね、」
ドリク「進もう、」
マイト「って言っても、敵いねぇじゃん!!!」
ドリク「ほんじゃ3Fに進もー!!」
タッタッタッタ・・・・・・・・・
3F
マイト「うわぁっ!広い部屋だなぁー!!!」
タイン「た、畳が何畳ぐらいある!?」
ドリク「小学校の、体育館!!」
タイン「何畳って聞いてんだよ!!」
パラリラ「ここの敵はオラ!パラリラさまだじょー!!!」
マイト「誰だ!!?・・・・・あれ?いねぇ、」
パラリラ「どっち向いてるんだじょー!こっちだじょー!パンチ!!」
ドガッ!
マイト「何すんだ!!!・・・・・・あれ?いないぞ?」
パラリラ「あたりまえだじょー、透明チャオだもんねー!」
ギン「マイト、あせることはないよ!透明チャオは目、口、羽が見えるんだよ!よ~~~~く見て!!」
マイト「よぉ~~~~~~く、・・・・・・・・・・見えねぇぞ!!」
ドリク「うんうん、見えないぞー!ギン!!」
タイン「何で見えないんだ?」
ギン「あれぇ?おっかしいなぁー、」
パラリラ「ニャーッハハッハハ!バッカっだじょー!!オラはチャオアイテムの、無色スプレーで目、口、羽、見えるものも消したんだじょー!!!」
マイト「はぁっ!?んじゃあどうやって戦えばいいんだよ!!勝てねぇじゃねぇか!!」
パラリラ「だって勝てないもーん!!暴走族アタック!パラリラパラリラブオォーンブオォーン!!!」
ドガッ!!!!!
タイン「痛いーー!!!!」
チロ「回復魔法!爆風龍!!」
タイン「ふぅー、ありがと、チロちゃん、」
チロ「ちゃん付けじゃなくてもいいですよ、」
タイン「そぉーお?」
マイト「どこかにいるかわからないのなら、アクアロングソード!!360度回転!!!!」
グルグルグルグルグルグルグルグルグルグル!!!!!
マイト「どうだぁーーー!!!!くたばれー!!!」
パラリラ「バーカ!オラは上にいるじょー!!当たるわけないじょー!!!」
マイト「ニヤリ!んなら上に攻撃!!!」
パラリラ「ガハハーハ!本当は下にいるのに!バカだじょー!!」
マイト「なら下に攻撃!」
パラリラ「本当は・・・・・・・・お前の後ろにいるじょーー!!!」
マイト「グハッ!!」
パラリラはマイトの首を絞めた。
パラリラ「くたばるでゲスーーー!!!!!ゲヒャヒャヒャ!!オラはテンションがあがると口調がゲスになるでゲスー!!!!」
マイト「グワアアアアアア!!!!なーんちゃって!今だ!皆!」
チームマイトメンバー「はい!!!」
パラリラ「え!?なになに!?」
マイト「首を絞めるってことは・・・・・後ろにお前がいるってことだーーーーー!!!!皆!後ろを攻撃ーー!!!!」
タイン「ホバーキック!!!」
ギン「ヘッドアタック!!!」
ドリク「変化!大砲!発射発射発射!!!」
チロ「ドラゴンウェーブ!!!」
マイトの後ろで叫び声が聞こえた。
パラリラ「イギャアアアアアアア!!!!ダメでゲスギブアップゲス!!助けてゲスーーーーー!!!!!」
ドガァーーーーーン!!!!
パラリラは爆発した。
ウェーブ「ま~た失敗か、」
マイト「お前、また仲間を爆発させたな!」
ウェーブ「それがうちらの厳しいおきてだ。」
ギン「待ってろ~、ウェーブ野郎め!!チャージ様のかたきうつ!!」
ウェーブ「来れないと思うけどイタリアランチでも食べながらのんびりしてるよ、せいぜい死なないようにな、ヒッヒッヒ!!!」
マイト「よし!鍵ゲット!4Fにいくぜ!!」
ギン「おー!!!」
続く