第二十七章 チームに別れ・・・

波が強くなってきた。

マイト「このパターンは・・・・・」

ウェーブ「そのとおり！ウェーブチャオ様だぁぁ！！！！！」

ロイン「元気か、ウェーブよ、今日はスタラがいないのか、この右目の傷の恨みを晴らせるのはいつできるんだ。」

ウェーブ「残念ながら今日はいねぇ、ロイン、お前が仲間に加わると、九匹になっちまうぜ！そんなにたくさんいたら、やりずらいだろぅな！」

マイト「ねぇ、ロイン、その傷・・・・・・スタラに？」

ロイン「スタラと互角に戦ったんだが、目をやられ、負けたんじゃ、」

ウェーブ「俺にいい案があるぜ！チームにわかれたらどうだ！！」

マイト「な、なるほど！ってなんでお前が教えてくれるんだよ、まさか、また何かたくらんでるんだろ！！！」

ウェーブ「俺はただ親切にしてやってるだけじゃないか！」

マイト「う、うるせぇ！！！怪しいんだ！かなり！！！」

ウェーブ「・・・・・ちっ、」

ダン「おい！なんで今『ちっ』って言ったんだ！」

ウェーブ「作戦だったんだ。別れさせて倒しやすくしたんだ、げっ！言っちゃった♪逃げろ！！」

シュッ！

ウェーブチャオは波と共に消えた。

ロイン「なんともわかりやすい嘘じゃ、ウェーブはチームになったほうがいいと言ったな？それは嘘の嘘、だからチームにならせないようにしてるんだ。」

マイト「意味わかんねぇよ！」

ロイン「ウェーブはチームに別れさせないようにしたのじゃ。あんなにわざとらしく『チームに別れろ』といったのは、これは嘘だと見せかけるため。それが嘘だとわかった者はチームに別れないようにしよう、と思うだろう。作戦じゃよ、相手の。たぶんひとまとまりにして一気に殺そうと思ったんじゃろう。」

簡単解説
意味がわからなかった人のために！
ロインは裏の裏をついたのだ！（わかんなかったらごめん。

マイト「なるほど・・・・・・じゃあチームに別れたほうがいいな、」

ロイン「九匹か・・・・・マイトは五匹チームにしろ、俺は四匹チームで十分じゃ。」

マイト「俺が取るのは、ギン、タイン、ドリク、そして・・・・チロ、」

チロ「（えっ？私なんかがいいの？）」

ロイン「チロ、お前は選ばれたんじゃ、喜ばんか、」

マイト「そうだよ、チロ、君は強いからね、」

チロ「私と心の会話をできるチャオが神以外にいるんだ・・・・」

ロイン「わしは残りを取る。キン、ダン、タップ、」

マイト「本当に・・・・・チームに別れるんだな？」

ロイン「あぁ、そうじゃ。まさか会えなくなるなんてことになるんじゃなかろうな、」

マイト「わかっておる。（あ、うつった。）」

チロ「くす・・・・・・」

マイト「チーーーーム！マイト！！」

ギン、タイン、ドリク、チロ「はい！！！」

ロイン「チーーーーム！ロイン！！」

キン、ダン、タップ「うぬ！！（あ、うつった。）」

マイト「じゃあな！ロイン、キン、ダン、タップ！いつか会おう！」

ロイン「お前たちもな！」


そして、チームに別れ、冒険する。

続く