スペシャル1(第十四章 変身ブラザーズ

五匹はウェーブチャオ達にあっけなくやられ、海に沈んだ。
五匹はこのまま死んでしまうのか、その時、水色ソニチャと赤ナイチャが泳いできた。

水ソニ「ルーンルンルーン♪楽しいねぇ、タップ、」

タップ(赤ナイチャ)「そうだね、泳ぐって楽しいよねぇ、ドリク、」

ドリク(水ソニ)「でも目的はカオス軍団を倒す事!」

タップ「僕達の仲間、クワギを助ける!」

ドリク「でもさ、まず場所がつかめないよね、」

タップ「ねぇ、潜ろうよ!ちょっと頭も暑くなってきたし、」

ドリク「そうだね!」

タップ「いけぇ!」

タップの声とともに、二匹は魚に変身した。とても可愛い顔の魚だ。

ゴボ・・・・・ゴボ・・・・

ドリク「ん?なんか聞こえる。」

タップ「あ!あそこに誰かいる!泳いでくるよ!しかもボコボコだ!」

ドリク「大変だ!助けなきゃ!」

誰かというのはタインだった。タインは息がよく続くのだ。

タイン「グボォグゴォガグァガグォガゥグェゲェゲェ!!!」

タップ「な、なんて言ってるの!?」

ドリク「ぼくの仲間を助けてっていってるみたい、」

タイン「グゥイグェギゲェ!」

ドリク「ついてきて!って言ってるみたい。」

二人はついていった。

ドリク「あっ!大丈夫か!!?なんでこんな深くまで沈んでるの!?」

タップ「見当はついてるよ、ウェーブチャオ達だ・・・・」

タイン「ガボ・・・・・」

ドリク「よし!早く上に!」

タップ「俺とドリクは二匹持つ!」

タイン「グァア、グォグガァギッギグィグォグ!」

ドリク「じゃあ、僕が一匹持つって言ってるみたい。」

そして全員助けた。

マイト「う、うーーーん、あ、ありがと!」

キン、ギン「死ぬかと思った。」

ダン「ありがとよ、えーとたしかドリクとタップだっけ?それと、なんでタインはそんなに息が続くんだよ!」

タイン「エアーネックレスです。」

マイト「チャオアイテム?」

タイン「いいえ、ナックルズからぶんどってきました。」

タイン以外「ぎょえぇ!!!!」

マイト「そういえば、さっき魚を見たけど、けっこうでかかった。」

ドリク「それ、僕達です。」

タップ、ドリク以外「ええぇっ!!!?」

タップ&ドリク「僕はタップ、僕はドリク二人は有名変身ブラザーズ!!!」

キン、ギン「はい?」

マイト、ダン「ん?」

タイン「変身ブラザァズゥゥゥーーー!!!??」

マイト「なにそれ、」

タイン「変身ブラザーズはすごく有名です。なににでも変身できる、天才ブラザーズとも呼ばれてるんです!!」

ダン「うさんくせぇ!なら俺に変身してみろ!!タップ!」

マイト「あ!んじゃぁ僕にも変身して!ドリク!!」

タップ「ん?なんだ?俺を見るな!!」

ドリク「にひひ!そっくりだろ!?」

キン「げぇぇ!一瞬で!しかもダンとそっくり!どっちがどっち!!?」

ギン「げぇぇ!一瞬で!しかもマイトそっくり!どっちがどっち!!?」

ダン「げぇぇ!えらそーな口きいたくせに変身された!し、失敗!」

ドガアァァァーーーーン!!!

マイト「びえぇ~~~~、少しくせが直ったと思ったのに~痛って~」

タップ「げぇぇ!えらそーな口きいたくせに変身された!し、失敗!」

ドガアァァァーーーーン!!!

マイト「そこはまねしなくてもいいよぉ~痛って~」

キン「ねぇ、あそこにあるのなぁに?」

ギン「あ!陸だ!!」

ダン「いや、あれは陸じゃない。浮島だ。それにしても赤いな、あそこの浮島、」

タイン「ん?なんか浮島の草原、なんかめらめらいってるよ?」

マイト「バッカ!燃えてるんだよぉぉぉー~~!!!!」

ブラザーズ「えええぇぇぇぇーーー!!!!?」

そしてその島に向かう。


続く、

このページについて
掲載号
週刊チャオ第114号
ページ番号
13 / 223
この作品について
タイトル
海上の冒険
作者
水神(ブルーガンツ,アクア)
初回掲載
2004年4月11日
最終掲載
週刊チャオ第148号
連載期間
約9ヵ月7日