第六章蜃気楼の木前編

ガーネット「ああ~ルビー達に遭うなんて何年ぶりか~」

オニキス「1000年ぶりだ。迷惑かけるなよ、
     ジュエルチャオ一のトラブルメーカーが」

アクアマリン「そんな事言うなんて悪いわよ」

ガーネット「ア、アクアマリンは、味方だ~」

アクアマリン「でも、確かに迷惑はかけないでね」

ガーネット「わ、分かった」


アメジスト「!!」

ルビー「どうした?」

アメジスト「なに、あれ。砂漠の真ん中に
      一本だけ木が・・・」

トパーズ「そんなの、別に珍しくも無いだろ」

アメジスト「違うのよ!あれ、砂漠には
      絶対生えない木よ」

チクク「ちょっと行ってみる?」

ルビー「ああ」


ルビー「あ、あれ?」

オニキス「何処にも木なんて無いじゃないか」

アメジスト「おっかしいわね~。確かにここだったのに・・・」

チクク「もしかして、蜃気楼?」

ガーネット「としても、オラはおかしいと思う。
      今、そんな事起きる条件重なってないはずだろ?」

アクアマリン「そうね・・・」

トパーズ「おい!あっちにも同じような木があるぞ!」

アメジスト「追いかけるの、辞めたほうがいいわよ。
      このままどんどん砂漠の中心に向かってるし・・・」

チクク「僕、行った方がいいと思う」

アメジスト「どうして?」

チクク「誰かが・・・二匹のチャオが呼んでる
    気がする・・・。チクク感じる」

ルビー「二匹のチャオ!?残りのジュエルチャオかも
    しれない!」

オニキス「行ってみる価値はあるな。
     違ったらごあいにくだけど」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第114号
ページ番号
13 / 36
この作品について
タイトル
ジュエル・ファンタジー
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第112号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約2ヵ月19日