第六章蜃気楼の木前編
ガーネット「ああ~ルビー達に遭うなんて何年ぶりか~」
オニキス「1000年ぶりだ。迷惑かけるなよ、
ジュエルチャオ一のトラブルメーカーが」
アクアマリン「そんな事言うなんて悪いわよ」
ガーネット「ア、アクアマリンは、味方だ~」
アクアマリン「でも、確かに迷惑はかけないでね」
ガーネット「わ、分かった」
アメジスト「!!」
ルビー「どうした?」
アメジスト「なに、あれ。砂漠の真ん中に
一本だけ木が・・・」
トパーズ「そんなの、別に珍しくも無いだろ」
アメジスト「違うのよ!あれ、砂漠には
絶対生えない木よ」
チクク「ちょっと行ってみる?」
ルビー「ああ」
ルビー「あ、あれ?」
オニキス「何処にも木なんて無いじゃないか」
アメジスト「おっかしいわね~。確かにここだったのに・・・」
チクク「もしかして、蜃気楼?」
ガーネット「としても、オラはおかしいと思う。
今、そんな事起きる条件重なってないはずだろ?」
アクアマリン「そうね・・・」
トパーズ「おい!あっちにも同じような木があるぞ!」
アメジスト「追いかけるの、辞めたほうがいいわよ。
このままどんどん砂漠の中心に向かってるし・・・」
チクク「僕、行った方がいいと思う」
アメジスト「どうして?」
チクク「誰かが・・・二匹のチャオが呼んでる
気がする・・・。チクク感じる」
ルビー「二匹のチャオ!?残りのジュエルチャオかも
しれない!」
オニキス「行ってみる価値はあるな。
違ったらごあいにくだけど」