第四章『竜の湖』後編

竜に襲われて、何とか逃げ出したルビー達でした。


チクク「あ、あんな強いやつ、見たこと無い」

アメジスト「問題は、あいつをどうやって撃退するかって事よ
      あいつに有効な技を持つチャオは・・・」

じぃ~

トパーズ「な、何?」

アメジスト「・・・あんたね」

ルビー「ちょ、ちょっと待て!!俺は?」

アメジスト「あんたは、まともに戦えそうにないわね」

ルビー「俺のメガフレアを、もっと強化すれば・・・」

アメジスト「まだ気づかないの?あいつは水を操るのよ。
      メガフレアは効かないわ。
      そういえば、回復系の技、あったわよね。
      じゃ、あんたは回復係」

ルビー「ちぇ」

アメジスト「じゃあ、他は攻撃でいいわね」

全員「りょーかい!!」


そして、またあの湖に・・・・。

竜「ギャァァァ!!!」

チクク「ま、また出た!!」

アメジスト「よし、作戦開始!!」

オニキス「シャドーリング」

影の輪が、竜を縛り付けます。

アメジスト「サイクロンキック!!」

トパーズ「エレキアタック!!」

竜「ぎゃああぁぁぁ!!」

トパーズ「とどめだ!!・・・・おゎ!!」

トパーズが、転んでしまいました。
と、手に持っていたアクアマリンを放してしまいます。

カッ!!!

アメジスト「な、何!?」

アクアマリン「ここ・・は・・・」

ルビー「アクアマリンが、元に戻った!!」

その時。

バシッ!!

オニキス「わぁ!!!」

ルビー「オニキス!!大丈夫か!!」

アクアマリン「やめなさい!!やめなさい!!!」

竜「ギャアオオオオォォォ!!!」

アクアマリン「・・・言葉じゃもう無理なのね。
       こうなったら、仕方ないわ。
       バブルブレス!!」

泡が、竜の首を締め付けます。

竜「キュウゥゥゥゥ・・・・・」

アクアマリン「もういいわね。
       オニキスは、大丈夫?」  

ルビー「ああ、俺が治した」

アクアマリン「みんな、ありがとう・・・・・」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第123号
ページ番号
10 / 36
この作品について
タイトル
ジュエル・ファンタジー
作者
もぐもぐら(木琴)
初回掲載
週刊チャオ第112号
最終掲載
週刊チャオ第123号
連載期間
約2ヵ月19日