18 -Pike a Shield-
深夜、浦川さん宅に戻る、エミーチャオとギャラクシー。
ひとけのない坂道を、とぼとぼ2匹で歩きます。
ふと、エミーチャオが口を開きます。
「ねぇ、1つ、気になることがあるちゃお」
「ん?」
「浦川さん、昨日の夜の時に『エミーチャオといっても、あたしじゃないとダメ』みたいなこと
言ってたちゃおよね。あれってどういう意味ちゃお?」
「ああ、そのこと」
ギャラクシーは言葉を切ると、空を見上げました。
そして、なにかつぶやきました。
「初めてラーメン屋で見かけたとき、第一印象でぴんと来たからに決まってるじゃないか。
このチャオとは、ずっと一緒にいるんだなって」
/*--- あとがき ---*/
どうも、チャピルです。
今回、タイトルを見て、理屈っぽい話を期待した方、ごめんなさい。
中身はばりばりのアクション+SFものです。
理屈っぽい話のネタもあったんですけどね。逆○裁判のパロディとかで(ぇ
以前から書きたいと思っていた「UFO vs エミーチャオ」、ボツになりかけてたんですが、
紆余曲折あって、復活してしまいました。
一番の原因は、噂の仮面ライダーを見て、進化暴走やなんかのアイデアを思いついたのが原因です。
この小説の50%は、仮面ライダーで出来ています。のこりは、ライカ記念で出来ています。
謎だらけの終わり方になりました。
UFOは悪者です。設定上は、あるものの象徴なので、悪者です。
でも、それを読み解ける人って、いるんでしょうか(汗)
我ながら、ヒントが少なすぎです。その通り。
ぜんぜん別の話。
自分が好きな技巧に、スーパーリンクというものがあります。
いろいろな小説が、どこかで関わり合っているというあれです。
今回の小説では、昨年冬の「依頼」とリンクしている、というのはわかりやすいですね。
ですが、実はほかにもあります。
ラーメン屋の元ネタが分かった人は、なかなか。。
ライカ記念に間に合わせるため、急ピッチで原稿を仕上げました。
いや、間に合いませんでしたが、そのため、お見苦しい点、分かりづらい点、多々あるかと思います。
そういうのがあれば、ざくっと指摘してやってください。今後の励みになります。
(次回作があるかどうか分かりませんが・・・)
それでは。