設定編
はい。今回の作品はとある組織より真面目な
スマッシュにしては大変珍しい超真面目小説となっております。
で、とある組織が予想以上に長引いてしまったために、今回はちゃんと最初から終わりまでプロローグ、1話~10話、エピローグの全12話と決めてあります。
さて、今回の小説はこの設定編を見てからでないと楽しめません。
なぜならば、用語の説明を本文で極力削ろうと思っているからです。
それでは、設定の方へ行きましょう。
――設定編――
―生物について―
この小説には、チャオは勿論、人間や小動物も出てきます。
組織の決めたことによると、人間とチャオの地位は同じですが、過去と同じように飼いチャオが多いことが事実。人間と地位が同じなため、チャオは「人」で数えられています。
―キャプチャーについて―
チャオのキャプチャーにはゲームと異なり、3種類あります。
まず、基本的な「基本キャプチャー」。これは、能力の上昇は低いが、その効果は永遠に続きます。また、小動物によっては下がる能力もあります。
次に「一時キャプチャー」。これは、キャプチャーし終わるまでの時間が長く、効果も一時的なものですが、その欠点も気にならないほどの能力上昇があり、小動物をキャプチャーした場合、能力の一時、永久低下はありません。
そして「特殊キャプチャー」。これは、小動物やカオスドライブ以外の物をキャプチャーすることで、限られたチャオしかすることができません。
また、何かしらの影響で体の一部分が無くなった場合、そこに必ず小動物のパーツが付きます。
そのため、右腕と左腕のパーツが違う。というチャオも存在することになっています。
―相殺について―
キャプチャーでは対称となる二つの物をキャプチャーすると効果が相殺されます。
例:赤カオスドライブと緑カオスドライブ、黄カオスドライブと紫カオスドライブ。
また、極少数のチャオは相殺を無視してキャプチャーすることができます。
―死亡について―
チャオの生命力は、この小説では結構低めに設定してあります。
そのため、序盤では槍でひとつきするだけで死亡というパターンがあります。
死亡した場合、二つの消滅の仕方があります。
通常は「マユ内消滅」。これは、灰色のマユに包まれて消滅します。寿命の場合はピンク色のマユに包まれ、卵となって復活する場合があります。
そして「即消滅」。これは、傷などがあまりに深かったりする場合、マユに包まれずそのまま消滅することです。マユ内消滅と違い、卵となり復活することはありません。
―お金、食料について―
お金の単位はリングです。敵を倒すとリングがもらえる。ということはなく、その町を支配から解放した時に、その町の長(町長)からお礼としてもらえる場合があります。
食料は、そのようにして稼いだリングで買うことができます。
しかし、このことはストーリーにあまり影響しないため、小説内で書かれることはあまりありません。
―組織について―
組織は、人間とチャオの両種族が隊員として入っています。
チャオの方が人数は多く、中には強制的にダークチャオにされ、組織に入るように仕向けられたチャオもいます。
―町の支配について―
町の支配は、それぞれの町に建てられている城にいるチャオや人間が担当している。
城である理由は、最上階までの階段と戦闘により、侵入者を弱らせることが目的なためでもある。