過去の話3

完全白ピュアのチャオ「おい、そういえばまだ名前を聞いてなかったな!お前の名前は?」
僕「ああ、僕の名前はシグマ!」
完全白ピュアのチャオ「俺の名前エクサだ!よろしく!!」



それから一ヶ月しないうちに僕は引っ越す事になった。
NTSにある幼稚園を離れなきゃいけなくなったんだ。


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完全白ピュアのチャオ→エクサ「そっか・・引っ越すのか。どこに引っ越すんだ?」
僕→シグマ「さようならの森だよ。」
エクサ「結構遠いな・・もう会えねぇな・・・」

僕はさようならの森に引っ越すことになった。理由は叔父さんの気まぐれだ。
叔父さんが言うにはビルだらけのところより自然の多いところの方がいいからって事らしい。
そんな事言ってるけど、また何年かしたら引っ越すんだろうな。叔父さんは気まぐれだから。


エクサ「またいつか会おうぜ!」
シグマ「ああ!」

僕とエクサは握手をした。

僕は幼稚園の皆に見送られながら、叔父さんの車に乗った。
いつまでも手を振るクラスの皆が小さくなっていくのが目に焼きついた。



あれから9年・・・・俺はこの出来事をすっかり忘れていた。
さようならの森に帰ってきて三本角のメタルチャオに気絶させられて、
ハルツ博士の家に初めて来て、エクサに会ったとき、エクサっていう名前が何か引っかかった。
一体何が引っかかってるのかその時は思い出せなかったけど、バジークを倒して、しばらくしたら、思い出したんだ。
そうだ、エクサと俺はずっとまえに一緒に戦ってたんじゃないか。

俺たちはきっと昔から一緒に戦う運命だったのかもな・・・・


平和という名の終着点 番外編 完

このページについて
掲載号
週刊チャオ第288号
ページ番号
3 / 3
この作品について
タイトル
~平和という名の終着点~ 番外編 過去の話
作者
アール
初回掲載
週刊チャオ第288号