過去の話1

これはすでに忘れられた過去の話―

某月某日。僕はこの幼稚園に入園した。ちなみに僕はダークハシリのコドモチャオだ。クラスの皆は僕を受け入れてくれるだろうか。
少し心配だ。そんなことを考えながら僕はクラスのドアを開けた。

クラスのチャオ1「ん?新入りか?これからよろしくな!」

僕に最初に話しかけてきたチャオは僕と同じダークハシリのコドモチャオだった。
でも、体の色はピンク色に近い色だった。完全白ピュアみたいだ。

僕「あ・ああ・・よろしく。」
クラスのチャオ1「おっと、忘れてた。俺の名前は・・・」

ズダダダダダ!
突然クラスの外から銃声が聞こえた!

僕「何だ!?」
クラスのチャオ1「外で何があったんだ?」

僕と完全白ピュアのチャオはクラスのドアを急いで開け、外に出た。

クラスのチャオ2「助けてぇー!!」
強盗チャオ「へへへ・・・」

外に出るとクラスの先生が血を流して倒れていた。その目の前に強盗チャオが立っていた。右手にはマシンガンを持っている。
そして左手でクラスのチャオを掴み、チャオの頭にマシンガンを突きつけていた。

僕「ど・・・どうしよう・・」
クラスのチャオ1「倒すしかないだろ・・」
僕「無理言うなよ!相手は大人のチャオだぞ!しかもマシンガンも持ってるんだ!」
クラスのチャオ1「へへ、こんな事もあろうかと鍛えてたんだ!お前も中々強そうじゃんか!」

いつの間にか僕は強盗チャオに向けて戦闘態勢を取っていた。

強盗チャオ「大人に立ち向かおうなんていい度胸じゃねぇか・・」
クラスのチャオ1「行くぜ!!」

過去の話2に続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第288号
ページ番号
1 / 3
この作品について
タイトル
~平和という名の終着点~ 番外編 過去の話
作者
アール
初回掲載
週刊チャオ第288号