第十三話 

爆風が消えると、エクサは地面に倒れていた。

シグマ「痛てて・・」
フェザー「このやろ・・」
エクサ「わ・・悪りぃ・・」

シグマとフェザーも倒れていた。

ザルメス「ちょっとやりすぎたかな・・まあいい、一度帰ろうぜ!」

シグマ「か・・・勝手な奴め・・・」

ザルメスはシグマ達を引きずって帰っていった。


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えーと、前回巻き添えを食らったシグマ、フェザー、それとエクサが回復マシンに入って出てきたところからスタートです。

フェザー「はぁ・・」
シグマ「回復したか。おいエクサ、よくもやってくれたな・・」
エクサ「ハハハ。すまんすまん。」

シグマ、フェザー、エクサは回復マシンから出てきた。ちなみに回復マシンの形はカプセル型。

ザルメス「ははは。お前らもたいした事無かったな。」
シグマ「むぅ・・悔しいがその通りだ・・」
エクサ「いつかお前の事も抜いてやるぜ!」
ザルメス「へっ!やってみろ!」

シグマ達は椅子に座って話している。

フェザー「テレビでも見るか。」

フェザーは部屋のテレビをつけた。

テレビ「緊急ニュースです!ヒーローシティに謎のロボットの軍団が攻めてきました!謎のロボット達は今も破壊行動を続けて・・うわぁ!」

テレビでやっていたのはヒーローシティでしか受信できないニュースだった。だが、ハルツの家のテレビは特別なため、どのチャンネルも映る。
テレビで話していたチャオは一本角のメタルチャオに攻撃され、その場に倒れた。

シグマ「行くぞ!ヒーローシティに!」
ザルメス「ああ!」
ハルツ「行ってこい!」

ハルツは持っているリモコンのボタンを押し、ワープカプセルを出した。

フェザー「よし行くか!」

シグマ達は1人ずつワープカプセルの中に入っていった。


―ヒーローシティ―


ビシュウゥゥゥウン・・
ヒーローシティの地上の空間に穴が開き、そこからシグマ達が出てきた。
シグマ達はヒーローシティの住宅地に出たようだ。
家の間隔はアメリカの住宅地と同じくらいだ。

シグマ「今度はちゃんと地上に出たか。」
フェザー「ゆっくり話してる暇もなさそうだな・・」

シグマ達のワープしてきた場所のすぐ前にメタルチャオが10体いた。全員四本角だ。

メタルチャオ4−6「ガシン!カミノハンギャクシャコロス・・」
エクサ「チッ!早速かよ。」

シグマ達は戦闘態勢をとった。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第288号
ページ番号
18 / 52
この作品について
タイトル
~平和という名の終着点~
作者
アール
初回掲載
週刊チャオ第284号
最終掲載
週刊チャオ第302号
連載期間
約4ヵ月7日