第十二話
シグマ「SCAIの皆さん、エクサ、フェザー。帰ろう。」
SCAIのチャオ「はい。」
エクサ「おう。」
フェザー「そうだな。」
シグマ達は無人となった基地を去った。
そして、シグマ達はしばらくの休息に入ったのだった・・・
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あれから一週間・・・・シグマ達はハルツの家のバーチャル空間で修行したりしながら暮らしていた・・・
シグマ「もうあれから一週間か・・・」
ハルツ「おい!皆、新しい仲間が来てくれた。ザルメスじゃ。」
天井の穴からハルツが梯子につかまって降りてきた。その後に続いて一匹のチャオが降りてきた。
ザルメス「オッス!俺の名前はザルメスだ!よろしく!」
エクサ「ざるそば?」
ザルメス「違う!ザールーメース!!」
フェザー「ウザい!」
ザルメス「す・・スマン。」
ザルメスについては今週のチャオ紹介参照です。
ザルメス「誰か俺と戦ってくれ!お前らの実力が見たい!」
シグマ「誰が行く?」
フェザー「そりゃあ・・ねぇ・・・」
シグマとフェザーはエクサを見た。
エクサ「言われなくても分かってるぜ!俺が行く!!」
ザルメス「よし!勝負だ!」
エクサとザルメスはベッドの下が入り口になっているバーチャル空間に入っていった。
シグマ「俺達も行こう。」
フェザー「あいつのお手並み拝見といこうか!」
シグマとフェザーもベッドの下に入っていった。
―バーチャル空間―
ザルメス「さあ、始めるか!」
エクサ「おう!!」
ザルメスとエクサは戦い始めた。
エクサ「行くぞ!!」
ザルメス「来い!」
エクサはザルメスに向かっていき、組み合った!
エクサ「ぐぐぐ・・何だこのパワー!」
ザルメス「力で俺に勝てる奴はいない!はあぁぁ!」
エクサはどんどん押されている。
エクサ「ぐ・・ぐおお・・」
ザルメス「止めだ!おらぁ!」
ザルメスは組み合っているエクサの手を掴み、上に放り投げた!
エクサ「おわああぁぁぁ!くそ、負けるかぁぁ!MAXファイアバズーカ!!」
エクサは空中でMAXファイアバズーカを放った!そして、その反動でさらに高く飛んでいった!
ザルメス「この距離なら避けるのは簡単だ!行くぞ!」
ザルメスは履いているサイクロンシューズで飛び上がり、MAXファイアバズーカの弾を避けた!
フェザー「やばい!MAXファイアバズーカの弾こっちに来た!」
シグマ「終わった・・・」
ドカアアァァァァン!!
MAXファイアバズーカの弾は地面に当たり、大爆発を起こした!
エクサ「後先考えずに撃っちゃった・・」
ザルメス「食らえ!」
エクサが爆発に気をとられているうちにザルメスはエクサの上にいた。
エクサ「何っ!?」
ザルメス「おりゃあ!!」
エクサ「ぐあぁぁ!」
ザルメスはエクサを思い切り叩き落した!エクサは地上の爆風に巻き込まれた!
エクサ「ぐおおぉぉ!」
ザルメス「よし!勝ったぜ!」
爆風が消えると、エクサは地面に倒れていた。
シグマ「痛てて・・」
フェザー「このやろ・・」
エクサ「わ・・悪りぃ・・」
シグマとフェザーも倒れていた。
ザルメス「ちょっとやりすぎたかな・・まあいい、一度帰ろうぜ!」
シグマ「か・・・勝手な奴め・・・」
ザルメスはシグマ達を引きずって帰っていった。
第十三話に続く