第二話

シグマ「う・・ぐぐぐ・・」
?「目が覚めたか?」
シグマ「ここは?」
?「ここはわしの家、地上から10m程地下にある。わしの名前はハルツ。よろしく。」

シグマを助けたのはこの老チャオらしい。見た目はチャオ幼稚園の園長が白衣を着ている姿を想像するとわかりやすい。

?→ハルツ「名前は?」
シグマ「シグマだ・・」
シグマ「あんたがオレを助けてくれたのか?」

シグマは自分の寝ていたベッドから降りた。

ハルツ「いや、正確にはわしではない。助けたのはわしの弟子、エクサじゃ。」
シグマ「えくさ?なにそれ?(殴」
エクサ「他駄射魔ぁ~!(何」
シグマ「え?」

シグマの上に開いていた天井の穴から突然チャオが降ってきた!

どうやら天井の穴は外につながっているようだ。

シグマ「ぐあ!」
エクサ「ん?」

案の定、シグマはエクサの下敷きになった。

エクサ「おぅ、ワリィワリィ、下敷きにしちまったみてぇだな。」
シグマ「それよりはやくどけ~」
エクサ「ん?あぁ。」

彼はエクサ、完全白ピュアのシャドチャ。なので真っ赤。
革ジャンを着ていて、腰には武器のファイアマシンガンを付けている。性格は不良。詳しいことは先週の週チャオの募集コーナー
「新人だけど。」を見れば分かると思います。

ハルツ「こいつがエクサじゃ。何年か前からわしが戦いを教えておる。」
シグマ「こいつがオレを助けたのか?」
エクサ「ん・・お前はよく見れば俺が助けたへタレじゃん!」
シグマ「なんだと貴様・・」
エクサ「あぁ!?やんのかテメェ!喧嘩上等だぜオイ!」
ハルツ「まぁまぁ。ケンカはあとで好きなだけやれ!とにかくシグマが倒れていた場所の状況説明じゃ!」
エクサ「へへへ、ケンカは後で存分にやらせてもらうぜ!ジイサン、さようならの森の事だろ!?」
シグマ「そうだ!皆はどうなったんだ!?」
エクサ「確かシグマっつたな!お前の他にも何匹か倒れてたが全員死んでたぜ。それとまだポンコツオモチャがウロついてたからまとめて鉄クズにしてやったぜ!」
シグマ「ポンコツ・・?あのロボットのことか?」
ハルツ「メタルチャオと言うようだ。あいつ等は角の数で強さが決まっているらしい。」
シグマ「エクサ、倒したメタルチャオはみんな一本角だったか?」
エクサ「ああ。みんな一本角だったぜ。」
シグマ「そうか・・・」
ハルツ「おいシグマ、あいつ等を倒すのに力を貸してくれんか?わしはとっくに現役を引退しておる。
今戦えるのはエクサだけなのじゃ。」
シグマ「・・・ああ、協力するよ。オレも森で殺された皆の仇を討ちたいしな。」
エクサ「へへ、よろしく頼むぜ!」
ヘルツ「わしは他に戦ってくれる仲間を探す。後4匹もいればいいじゃろう。
それまでシグマ、エクサ、よろしく頼む。」
エクサ「ああ!・・・さぁて、シグマ、さっきの続きをやろうぜ!・・・さて、表出ろゴルアアァァ!!」
シグマ「上等だ・・・」
ヘルツ「やれやれ・・」


ちなみにエクサのアビリティは、オヨギC、スタミナとハシリがS、
それ以外Bです。

スキルは、swimから順に900、1000、2980、1100、2800です。年齢は15歳。

このページについて
掲載号
週刊チャオ第284号
ページ番号
3 / 52
この作品について
タイトル
~平和という名の終着点~
作者
アール
初回掲載
週刊チャオ第284号
最終掲載
週刊チャオ第302号
連載期間
約4ヵ月7日