灰色

薄暗い殻の中で誰を待っていたの?
手探りで育んできた笑顔で僕に抱きつく

君の愛すべき光とめまいで回る光で
僕は何もかも知っているはずだったのに

ふと消えた 白い天使が
神様に近づいていった
後少し…後少し…
追いつけないまま灰色の闇に消えた

I no longer need to love you...


この広い庭では雨もあられも雪も降らない
晴れが続いていく何も変わらない日々

きっと好きだった そのドジをする仕草も
僕を横目で見て笑顔で駆け寄ってくる君も

ふと消えた 白い天使が
神様に近づいていった
後少し…後少し…
追いつけないまま灰色の闇に消えた

I no longer need to love you...


白黒の 愛しい瞳は
ふと上を向いてこらえた
後少し…後少し…
追いつけないまま灰色の闇に消えた

ぐらぐらと 揺れていた
心も定まらずに 「好き」も言えないまま
僕の中にいた 大切な
君はちっぽけな繭に包まれて消えた

I no longer need to love you...
I no longer need to say "I love you..."



はいいろ 08/06/10

→チャオっぽい感じを醸し出しながら、
 実は人間の話でした。みたいな落ち。

→こういうのを一つくらい書かないと、
 後から文句言われそうなのでね(笑

この作品について
タイトル
灰色
作者
それがし(某,緑茶オ,りょーちゃ)
初回掲載
週刊チャオ第325号