2話~流行~



ことこと・・・ことこと・・
ペキッ!!
何かの音で俺は目が覚めた。
卵「チャ・・・・チャオ・・・」
そして俺は急いで殻を取った。そしたら変な生物が・・?
生物「チャオ!!!」
「ふうん・・・これがチャオか。」
チャオ「チャオ!チャチャオ!」
「ワッ!!あまり騒ぐな!!今は夜だぞ・・」
チャオ「よ・・・る?よる!よる!!」
言葉を覚えるのか?ふうん。でも今は夜中。寝てもらうしか・・
「いいか、夜はねるんだぞ。」
チャオ「いい!夜!寝る!」
あらら・・1つ余分だ。
「夜は寝る。」
これで・・ってあれ?もう寝てるや。ちょうどいい。俺も寝よ。

朝・・
チャオ「チャオ♪チャチャチャオ♪」
うるさいな・・・。あっ!やっべ!こんな時間!ってこいつどうしよう?そうだ!こういうときは俊に・・・

ピポパ、ピピポパ・・・・
ツルルルル・・・
チャオ「ピポパ♪ピピポパ♪」
チャオがあわせて歌いだす。

「もしもし・・・小熊ですけど?」
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「なんだヨ・・朝から。」

「あのさ・・チャオ生まれた?」

「生まれたけど?(微怒)それだけ?」

「いや・・怒らなくてさ、生まれたんならどうする?」

「置いてく。以上。」

「おい!ちょっとま」
俺が「て」を言いかけたときにはもう切れていた。
俺はお母さんが朝早く出かけ、夜遅くに帰ってくるのでほぼ一人暮らし。朝飯も作って、新聞読んで・・ってその新聞にとてつもないことがかいてあった。

「不思議な生命体『チャオ』が1晩で大流行!!!!!!」
とかかれている。

チャオ「チャオ・・・チャオ・・・」
読んでる途中にチャオが服を引っ張った。腹が減ったらしい。早速木の実を与えた。

チャオ「チャオ!!!!!」
喜んで食っている。

とにかく学校へ出かけた。でも、チャオをどうするかだ。そうだ!

商店街

「あったあった。ここ、ここ!」

俊「お前も頭いいな。余分な事に。」
俊こそ一言余計だよ。

「おはようございます。」

店主「チャオを預かってほしいんだろ?250円。」
何で分かってんだ?まいいや。俺は俊が金がないと言うので500円玉で払った。

店主「どうも。じゃあ急いで学校いきな。」

そして俺達は学校へ行った。

続く

このページについて
掲載号
週刊チャオ第59号
ページ番号
1 / 2
この作品について
タイトル
現実世界とチャオの世界
作者
リノ(チャル,チャチャ,冬楼閑)
初回掲載
週刊チャオ第59号
最終掲載
週刊チャオ第64号
連載期間
約1ヵ月5日