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これは、チャオ達だけのヒミツの時間を描いた物語。
アイリス「あ、来た来たぁ」
メーデ「初めましてぇ」
リリカ「ぶー」
アイリス&メーデ「よろしくね!」
リリカ「あぶぅ」
アイリス「ふふっまだ赤ちゃんだねぇ」
メーデ「あら、ワタシから見たらアナタも十分赤ちゃんよ?」
アイリス「うぇぇっ!?ワタシ赤ちゃんじゃないもん!」
チャオガーデンに新たなチャオが仲間入りしました。名前はリリカ。
こうして、3匹の生活が始まりました。
アイリス「お腹空いたぁ~」
アイリスは木の実にかぶりつきました。
メーデ「よく食べるよねーアイリスって」
リリカ「あうー」
メーデ「あ」
リリカも真似してかぶりついたのを見たメーデは、思わず笑ってしまいました。
メーデ「ふ、ふふっ、あっははは!」
アイリス「あむあむ…あ、あれ?なんでメーデ笑って……あ」
リリカが自分を真似していることに、やっと気が付いたのです。
アイリス「ちょっとぉ、笑わないでよー」
リリカ「あっぽあっぽ!」
メーデ「まだ食べてるし」
アイリスとメーデは一緒に笑っていました。
メーデ「これからどんな風に育つんだろうねぇ」
アイリス「どうかなー」
リリカ「どーかなー」
アイリス「は?」
リリカ「は!」
メーデ「……っ…くくっ、あははは!!あーおっかしー」
どうやらリリカはアイリスの真似をする癖があるようです。
メーデ「あー変なのー」
アイリス「もう!」
リリカ「もー」
アイリス「……」
アイリスの微妙な表情の変化までリリカは真似をしていました。
アイリス「フレイヤに言ったら何て言うかなぁ」
メーデ「さぁ?」
リリカ「いぅかなー」
アイリス「よーし!手紙書こうっと」