第四話~物資調達~
あらすじ
チャックルが悪魔化したけど、元に戻った。
チャックルを見て逃げ出す市民達。チャックルはわけが分から呆然としている。
チャックル「何で皆逃げるんだ?」
とりあえずチャックルは、皆を殺された恨みを晴らすため、
旅に出る事を決意した。
旅に出るにはやっぱり物資が必要である。チャックルは町のスーパーに向かった。
チャックル「おっ買い物~♪おっ買い物~♪」
そしてスーパーに到着したチャックルはある事に気付いた。
チャックル「オレ、金持ってないじゃん!」
遊びに行った時町が爆撃されたのだから当たり前である。
しかし、チャックルは
チャックル「万引きすりゃいいか」
などと恐ろしい事を考えていた。
そしてスーパーに入ると、客も店員も誰もいなかった。
さっきのチャックルと組織の連中を恐れて逃げ出したのだろう。
チャックル「ラッキー♪これで隠さなくていいや♪」
どうやらチャックルは本気だったらしい。
そしてチャックルは持てるだけの食料とバッグ、そしてサバイバルナイフを盗んでスーパーから出た。
チャックル「次は武器が欲しいけど~武器屋なんて設定上そうあるわけないよね・・・・・ってあったぁ!目の前に!」
チャックルの目の前には都合良く武器屋があった。
そして武器屋に入ったチャックルはまず、ビームライフルという銃を盗んだ。
チャックル「ビームは、実弾よりは威力が良いんだよ!ビームライフルがあれば戦闘機だって落とせる!」
そして次にビームの弾薬と実弾銃を五丁、実弾の弾を50発分盗んだ。合計1056789リング分の盗みである。
チャックルは、町を出た。地図も無しに町を出た。
そして一時間ほど歩いて森に着いた。
暗くて、いかにも不気味だ。
チャックルは森の中に入った。
チャックル「う~不気味だな~」
バサッ
チャックル「うわっ・・・・・何だ、ただの少し大きめの鳥じゃないか。」
そして30分ほど森の中を歩いて、
チャックル「あ!オレ地図とコンパス持ってナイジャン!」
今更気付いたか。
???「ハーッハッハッハッ!連邦の白い悪魔も無能のようだな!」
どこからか声が聞こえてきた。セリフがどうもオタクのようである。
チャックル「ん?誰?つーかオレは白じゃなくて赤だぞ!!」
???「な?!じゃあ私をパクったのか?!」
チャックル「何意味分からん事言ってるんだ?!姿を現せ!!」
???「いいだろう!」
どさっ
???「いてててて・・・・・」
木の上から落ちてきたのは、見るからにオタクの赤い服を来たチャオであった。
???「くそ!私にダメージを与えるとは!貴様、名を名乗れ!」
自分が着地に失敗したせいだろう
チャックル「お前から名乗れ」
???「いいだろう!私の名はチャア・アズナ」
バンッ
チャア・アズナブル「ぐあっ・・・・我らアクシズのために・・・・」
バタッ
チャックル「見てるだけでムカツク」
敵のセリフが終わる前に射殺してしまった。
これじゃあチャアがあまりにも可哀想である。
チャックル「あ、そだ。」
チャックルはチャアに近づき、服をゴソゴソと探し始めた。
チャックル「あった!方位磁石と地図だ!」
死人から持ち物を奪うなんて悪人の考える事である。
チャックルは地図を開いて現在位置を確認してみた。
チャックル「げ!組織の本拠地と逆方向じゃん!」
そう、チャックルは本拠地とは逆方向を歩いていたのだ。
チャックル「あ~また戻っても時間の無駄だし・・・仕方ない、遠回りするか。おっ、ご丁寧に各所の基地まで書かれてる。これを一つ一つ潰していこう。」
そしてチャックルは北の方向に歩き出した。
30分歩いた所で休憩を取った。
チャックル「あ~そろそろ日が沈むなぁ~」
チャックルは、寝転がりながら言った。
チャックル「テント盗んでくるの忘れちゃったよ・・・」
???「オレもだ」
隣で誰かが言った。
果たして、そいつは敵か味方か?!