フリーダムズ・チャオ 超絶的な「続」

俺を挟んで戦い始めやがった。ってか、今の技何!?別アニメの技じゃん!というかなんでチャオが!?
友人はそのまま光線を受け止めてしまったが、俺は家から逃げ出すように逃げた。逃げてんじゃん、とかいうツッコミはもうした。

だが、家は半壊。中からチャオと友人が出てくる。

チャオ「エクリプスキャノン!!」
「ミラーフォース!」

何か…派手になってきてますが。他のゲーム出しすぎだっつの!
なぜか学校は30キロメートルも離れているはずなのに、学校の生徒が集まってきた。
ていうか、色んな人が集まってるんだが。

学生「おい、日直!主人公だろ、何とかしろよ!」
日直「主人公が最強だと思ったら大間違いだ!俺はあんな化け物みたいな力をばんばん使えないし!」
通りすがり「わしが主人公じゃし。」
どこかの王様「我輩ぜよ。」
がき「僕だよ!」

…一体全体俺は、何でこんな事態に巻き込まれているのか。
さっさと逃げないと命が危ない!
逃げようと思ったのだが、思うように体が動かず、何か空中を手探りで進んでいるような感覚だった。走れない。走っても進まない。

チャオ「ビッグバン!」
「待ってたぜ、その技が来るのを!」

やっぱり口調の急変した友人が、爆発を乗り越えて(ありえないほどに高く飛んで)叫んだ。

「喰らえ、イオナズン!」
チャオ「何だと!?」

MPが足りなかった。…MPってなに?

「何だと!?」

二連続で同じ発言をしないで下さい。マンネリ化します。

チャオ「ふっ…さきほど、私が封印の術を行ったのを忘れたか!!」
「何!あれがそうだったのか!」

最早、訳が分からない。っていうか、チャオさん、チャオさん、さっき驚いてませんでした?
それより友人、相手がビッグバンを使うのを待ってた理由あるんですか?

チャオ「さて…世界を破滅させてもらおう…」
「やめろー!!」
チャオ「メテオ!!」

なぜか俺の頭の上にとんでもない衝撃が奔って、俺の意識はノックアウト。
気が付けば、俺は机の上に伏せて寝ていた。

「今日、授業中は寝るな。」
日直「あれ…メテオは?」
「…もう一発叩かれたいようだな?」

夢だった。

放課後。
あの口調の急変した友人が、

「だから夢だっていったろ?」
日直「何で憶えてんの!?」

このページについて
掲載号
週刊チャオ第228号
ページ番号
2 / 2
この作品について
タイトル
フリーダムズ・チャオ
作者
ろっど(ロッド,DoorAurar)
初回掲載
週刊チャオ第228号