第7章「ティアラの言った事」

僕はなんだろうと思った
そこに、ペリドットが僕が言いたい事を言ってくれた
『お話ってなんですか?』
『それは・・・』
ティアラはうつむき、話し始めた
『皆さん・・・・ぺーシアは知っていますか?』
ぺーシアってモンスターを操る奴だ・・・
そのモンスターに、僕の村は破壊された・・・
『知っています』
と、バニッシュ
『私も』
と、ペリドット
『ぺーシアを倒すために私は、生きています』
バニッシュは立ち上がった
『ティアラさんは何故ぺーシアを倒そうと?』
『倒そうと思っているのは・・・・
この世界を救うためです・・・
ぺーシアは、宇宙からやってきました
ここを滅ぼそうと・・・』
・・・・そうか僕はそれで旅にでたはずだ・・・
『ティアラさん!!僕も協力していいですか??』
いきなりいったのでティアラはきょとんとしている
しばらくして
『えぇ・・もちろんです!!協力しましょう』
そのあとみんなは何故か気まずい空気に包まれた
でも、ペリドットは棚を見ていった
『この男の人(チャオ)誰かな?』
僕は、そっちをむいてティアラさんのところにまた向きなおした
ティアラさんは口をおさえ、少し涙を流して出て行った
バタンッ!!!
『ティアラさん・・・』
ペリドットは、悲しそうな事に気づいていた
そんな時にバニッシュは、言った
『ティアラさん・・・・
みんな!!後を追う!!ついてこい!!』
ハルスたちは、走っていった家を飛び出し、その裏に行った
そして見たものは、小道だった
ハルスは、この道に沿って歩き出した後の2匹もついて来た
そこにティアラは、いた
『これは・・・?』

そこには大きな泉があり、中央に小さな陸がありそこに、大木が生えていた
『みなさん・・・』

ティアラは泉を覗き込んだまま喋った
『ごめんなさい・・・
ティアラさん私のせいで・・・・』

『だいじょうぶですよ
あの人は・・・ぺーシアに殺されました』
どうゆうことだろう・・・?
『どうゆうことですか?』
僕は聞いた
『ペーシアと、前戦って私をかばい・・・』
『死んだ・・・とゆうとこか・・・』
バニッシュは、言った
『そしてこの場所は、思い出の場所です
この泉は、あの大樹・・・・フィアセレスといっしょに世界をたもっていました』
『そうなのですか・・・』
・・・・僕もペーシアを倒して、村のみんなの仇をとる!!
『今から、ペーシアのアジト・・・地下墓地に、行きましょう』

このページについて
掲載号
週刊チャオ第118号
ページ番号
2 / 5
この作品について
タイトル
フィアセレス
作者
リリア(李々杏)
初回掲載
週刊チャオ第118号
最終掲載
週刊チャオ第120号
連載期間
約15日