第百二十六話 ランク E
メギドを倒すことを誓ったグラウス達は、
部屋を見渡した
すると、一体のロボットのようなものが見えた
形は、・・四角い。箱のようで、機械の鉄クズにも見える
グラウス「てめぇかドウル!?」
ドウル「な、なんで分かったんだ、超能力か!?」
フラッシュ「コイツチャオか・・」
リカバー「機械見れば一発で分かりますね。」
ドウル「とにかく、さっきのプテラノドンは中々良いロボだったが、それでも破壊された。ならば・・」
グラウス「!!」
ロボが動きだし、変形を始めた!
ドウル「来る日も来る日も改造し、テストを行い、過去No.2のパーフェクトロボを見ろ!!」
そのロボは、人間のように手足があり、同体もあり、頭もあった
一言で言い表せばガ●ダムである
ドウル「これでお前達もお終いだな!」
グラウス「黙れ、俺達は必ずたどり着く!メギドにな!」
ドウルは、いきなりビームブレードのようなものを右手に持ち、襲い掛かってきた
ちなみにロボのサイズは結構でかい。ディンとまではいかないが一戸建てぐらいのデカサである
勿論部屋もでかい
ドウル「さぁ死ね!」
ドウルが横に振ると、周りの壁はスパッと斬れると同時にドロドロに溶けた
ドウル「コントロール難しいな・・クソッ、使い慣らせておけばよかったっ」
グラウス「操作は限りなく下手のようだな、いくぜ!!」
グラウスは剣を持ち、思いっきり攻撃をしかけた
しかし、軽くはじかれてしまった
ドウル「ガ~ハハハハ!見たか!?この超合金を!!世界で最も硬いと言われる金属を持ち揃えて、合成し、魔法で硬度を上げた究極の代物だ!」
リカバー「えいっ!!」
とリカバーが脚にキックすると、見事にへこんだ!!
ドウル「アッ・・・」
チャカ「硬いんじゃなかったの~?」
ドウル「(予算の関係で胴体にしか施せなかったのは死んでも言えん・・)」
グラウス「そらそらいくぜぇ!!」
と、立て続けにグラウスは攻撃を続けた
胴体ばっかりに攻撃しているので全然効かない
ドウル「バカめ!!クラッシュ・ミサイル!!」
グラウスが攻撃している所が、パカッと開いた。グラウスはチャンスとおもって攻撃をしようとするが、中から出てきたミサイルに撃墜されてしまった
チャカ「むむむむ~・・・カマイタチッ!!」
カマイタチを手に向かって飛ばすと、見事に切り傷ができた
ドウル「アアッ・・」
チャカ「本当に硬いの~?」
ドウル「黙れ!!レフトストレート!」
ドウルは左手でチャカをパンチした
チャカは・・見事に吹っ飛んだ。壁にめりこんでいる
フラッシュ「ビッグ・ライトブレード!!」
フラッシュは思いっきり胴体に攻撃をした
ドウル「ばかめ!効くはずが・・ん!?」
そのとき、ガクンときて機械は倒れこんだ
フラッシュ「いくら硬くても、倒れないってわけじゃないチャオ!!」
ドウル「ヘッ、調子にのるな!ビームマシンガン!!」
ドウルは左手からへんなビームを連射している
プテラノドンの時に出したものと似ているが、かなり連射速度がはやい
フラッシュに何発もあたり、かなり焦げている
グラウス「こうなったら・・」
リカバー「四人で・・」
チャカ「一気に!」
フラッシュ「攻撃チャオオオオオオオ!!」
すると、四人は一斉に攻撃を始めた
ドウル「くそ!邪魔だ、消し飛ばしてやる!!レーザー・「爆交」!」
なんと、機体のあちこちからニュッと変なものがでてきて、レーザーを無差別に発射した
部屋中にレーザーが当たっているが、とくに変化はなかった
ドウル「覚悟しろよ!!角防!」
ドウルは最初の、□のような形の箱に戻った
グラウス「なにがおこるんだ?」
とりあえずドウルを攻撃してみたが、まったく効かなかった
ドウル「そろそろだ、死ね!!」