第九十話 フレイルが振り下ろされる時
ディン「俺をほったらかしにして・・ペチャクチャと喋ってんじゃねぇぇぇよぉぉぉぉぉぉ!!!!」
ディンは武器をまた砕き、その武器は岩石になりまたディンの手中に集まった
ラノク「くそっ・・その武器はやめろ!卑怯だぞ!!」
フラッシュ「いったいなに・・が・・・」
フラッシュは言葉を切らした。口を大きくあけて武器を落として、目玉を大きくあけているばかりだった
ディンが武器を広げて、長い長い鎖の先には一つのトゲつきゴールデン級のデカイ鉄球があった。ようするにフレイルである
ディン「このブラッディフレイルで気が済むまで殴らせてもらうからなぁぁああああ!!」
ラノク「う、うわあああああああああああああああ!!!」
フラッシュ「ぎょぁあああああああああああああ!!!」
二人とも悲鳴をあげながら一目散に逃げていくが、ディンは動かずにフレイルを横に振り回している
ディン「地獄に堕ちる覚悟はしろよぉぉぉぉぉおお!!弾道クラッシュボム!!」
ディンは器用にカウボーイがロープをなげるように鎖の部分を投げ、鉄球部分はラノクに向かってすごいスピードで向かっていった
ラノク「まだ死にたくねぇえええよおおおおお!!」
ラノクは興奮のあまりつまずいて、起き上がろうとしたときに目の前に鉄球がヒットした
その鉄球の威力は凄まじく、衝撃のあまりラノクは吹っ飛んだ
ディン「チッ・・はずしたかぁぁぁぁ。なら、次はフラッシュだぁぁぁぁぁ」
ディンは再びフレイルを振り回し、今度は縦方向に振り回した
フラッシュ「キリストよ、我に加護がありますように・・アーメン・・って祈っても無駄チャオオオ!!」
フラッシュもラノクと同じ全速力でディンから遠ざかり、攻撃を逃れようとした。
ディン「そんなことしたって無駄だぁぁぁぁぁ!しねぇぇぇ!!衝突スマッシュクラッシャー!!」
ディンはまた器用に振り回し、上にむかって大きく投げた。あるていど鎖が空に伸びたところで途中のところを押さえつけて
フラッシュのいる方向に倒した。鎖とともに↑から鉄球がふってきた。当たれば即死はまぬがれない
フラッシュ「あ、空があったチャオオオオオオオオオ!!」
フラッシュはすぐさま自分の翼で飛びたち、フレイルをギリギリでかわした
ディン「くそっ・・またはずしたかぁぁぁぁ!」
フラッシュ「もうディンのこと隠れて悪口なんかいわないから許してくれチャオ!」
ザノク「まぁおちついてくれ!まず話し合おう!話し合いで解決しよう!!!」
ディン「なにぃぃぃい!フラッシュめ、俺に隠れて悪口いってたのかぁぁあ!?ゆるさねぇええええ!!」
フラッシュ「ヒイイイイッ!もう勘弁してくれチャオ!!!!!」
ディン「もう許さねぇぞぉぉぉぉぉ!俺を完全に怒らせたらどうなるか、ラノク、お前が一番しっているはずだぁあ!!」
ラノク「げっ・・『アレ』を使うつもり・・・か・・!?」
ディン「勿論アレを使うつもりだぁぁああああ!!」
ディンは大きな翼(ディンにしては小さい)で空中に飛び立ち、さらにさらに飛んでいく
フラッシュ「な、なにをしているチャオッ・・!?」
ラノク「これはもう人事・・いや、チャオ事ではない!逃げ・・いや、できるだけ遠くへいくぞ!!」
フラッシュ「なにがなんなのかわからないチャオオオッ!!」
フラッシュが絶叫しているあいだにラノクはもう遠くへ逃げていた
フラッシュ「なにがおこるかわからないけど逃げるチャオオオオオオオ!!!!!!!!!」
ディン「逃げたっておせぇぞぉぉぉ!今日のは格別にしてやっからなぁああああ!!」
ディンは翼で飛ぶのをやめ、ものすごい勢いで落下していった
ラノク「や・・やめてくれえええええええええええ!!」
ディン「ジオ・クラッシュ!!!!!!」
続く